白亜紀から西部開拓時代まで太古を感じることで自分に戻る時間がカナダにある | 今日のお弁当

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アイコンママブロネタ「おでかけ・旅行」からの投稿




ホアリーのアナザースカイ
カナダアルバータ州の魅力について
昨日に引き続き(記事参照)語っていきますので
お付き合いください

昨日は主に1985年に初めてカナダを訪れた時に
行ったカナディアンロッキーのおはなしでしたが
1985年にホームステイしたホストファミリーがその後
カルガリーに引越して、1988年に再びホストファミリーを
こんどはカルガリーに訪ねていきました



わたしが訪れたのは1988年の夏
この年、2月にはカルガリーオリンピックがあったので
メダルは逃したものの総合5位入賞した伊藤みどりさんの
活躍はホストファミリーもとても印象に残っていたようで、
「Midori」って話題にあがりました

日本人にはオリンピックの印象がいちばん強いと
思われるカルガリーはカナディアンロッキー山麓から東に
およそ80kmの高原地帯に位置していて、西部時代の面影を
残しつつ活気にあふれる大都市でありながら壮大な大自然に
囲まれています

カルガリー最大のイベントが毎年夏に開催される
カルガリー・スタンピード

1988年に訪れたとき、ちょうどこのスタンピードの
開催期間だったのでホストマザーとスタンピード・パレード、
ロデオや馬車レースなどの見学ができました



テレビでしか見たことがなかったロデオや馬車のレースなど
生で見るとほんとすごい迫力で、200万ドル以上の賞金が
かかってるから、参加者はあたりまえだけど真剣で、
土埃が舞う中、馬が走る鼓動が地面から伝わってきて、
ロデオなんてほんとスリルいっぱいで、言葉ではほんと表現
しきれない興奮を味わえました。

競技に参加する人たちだけじゃなく、見学する人たちも
カウボーイスタイルでホストマザーがカウボウイハットを
買ってくれて、それをかぶってブルージーンという
スタイルででお祭りを楽しみました

移動遊園地のようなお祭り広場が出来上がっていて、そこで
一般的な輪投げなどのアトラクションの他、夢のマイホームの
くじがあったり、面白いところでは「あなたの年齢当てます」って
アトラクションがあったんです。



今でも実年齢よりは若く見られがちなわたしですが
外国にいけば尚更若く見られます
1ドル払って当ててもらうのだけど、プラマイ2歳までだと
私の負けなんだけど、みごと5歳以上の誤差で勝ちました

同じアトラクションが数箇所あったので、何箇所かでトライ
してみましたが、全部私の勝ちでした

もしまだこのアトラクションあるようだったら、今の私は
何歳に見られるのか?またトライしてみたいです

さて、ホストファザーのお仕事がお休みだった日
カルガリーから少しドライブに出かけました

向かった先は州立恐竜公園



風に削られ、氷河が溶けて流れてきて出来た穴が
あちらこちらにあったりするこのエリアはもともとは
アメリカ杉が林立し、ヤシの木や巨大なシダが生い茂る
亜熱帯の楽園だったというから驚きです

7500万年前にはここを巨大な恐竜たちが闊歩してたなんて
想像できますか?

ここらへんを歩いてると、そんな恐竜の化石に出会うことも
できるんですよ、実際発掘体験もできるのですが、わたしが
訪れた年の前の年、1987年にふつうの女子高生がここバッド
ランドで化石を探しているうちに、なんと恐竜の卵の化石という
大発見をしたんだと、ホストマザーから教えてもらいました

まだまだ化石残ってるようなので、歴史に名前を残すような
大発見ができるかもしれないですよ!



前回記事で約30年の間にコロンビア大氷原の氷河が温暖化の
影響で後退した現状を見に行きたいと書きましたが
バッドランドにもこの約30年の間にどうなったか確認したい
ところがあるんです

残念ながら写真がないのですが、ここバッドランドは
風や流れてくる水によって削られた岩山の不毛地帯ですが
流れてきた水によって生まれた遠心力で回転する石によって
出来たクレーターがあちこちにあったのですが、1988年に
訪れたときに、回転し続けてる石があったんです

ホストマザーがこの石が回り続けると、あんな大きな
クレーターになっていくのよって教えてくれて、それには
数百年とかかかるのでしょうが、もしあの石があれから
回り続けていたら26年でどのくらいあの穴が大きく
なったのか見てみたいです

カルガリーで西部開拓時代を体感、そしてバッドランドへ
白亜紀を体感、太古を感じることで自分に戻る時間を
過ごしにまた行きたいアルバータ

でもまだあるんです、アルバータ州の魅力!
ということで続きは別記事へ

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