一週間の入院を終えて、自宅に戻っています。
まずは病院のスタッフの皆さんに感謝。前回入院以上に過ごしやすかったです。
初めてのICD交換の感想
ICDの交換手術って、なんかこう淡々と一つの仕事を終えたというか、イベントをクリアしたというかそんな感覚でした。
急に病気が発覚してやむなく手術という場合とは、全然違いますね。
心の動揺なり葛藤が無いからでしょうか。
ブルガダ症候群、ICD植え込み者という自分の環境は、とうの昔に日々の当たり前になっていますが、それにICD交換も加わった感じです。
家族や職場の仲間から見たら、「入院」「手術」という単語で今回も心配掛けてしまったんですけれども……
手術後の体調
術後の傷の状態は良好で痛みも少ないです。
直接触るとか、力を入れるとかしなければ大丈夫。
ただ、バンザイとか横を向いて寝るのはまだ厳しいです。
肌が弱いので、手術中に貼ったテープや心電図モニターのテープでかぶれてしまい痒みが残ってます。
色々配慮してもらったんですけど、やっぱりダメでした。体質なので仕方ないです。
新ICDによる変化
約10年の時間経過でICDもモデルチェンジです。
いくつか変わりました。
外形が変わった
薄くて幅が広くなりました。
上部にあるリード線コネクタ部が気になるのは相変わらず。
もう少し体に馴染まないと、今までより異物感が減ったかどうかはわからないかと。
MRI対応になった
新ICD + 既存リード線の組み合わせでMRI対応になりました。
持病の頚椎ヘルニアが悪化したら、MRI検査してもらえるかもしれません。
遠隔モニタリング端末がスマホになった
ICDの遠隔モニタリング端末(トランスミッター)が、専用の機械から市販のAndroidスマートフォンになりました。
ICDとはBluetoothで通信するらしいです。
ここで、選択肢が2つ。
1.自分のスマホにアプリを入れる
2.専用スマホを借用して部屋に据え置きにする
自分は後者にしました。
機種変更等の時、面倒そうでしたし、頻繁に持ち歩かないとダメなものでもないですから。
遠隔モニタリング用のアプリ以外は入れられないので、他に使い道はありません。
アプリ自体もデータ転送するだけで、自分でICDの状態をチェックするとかはできません。
ですから、形が変わっただけでやれることは前の端末と同じです。
いつから日常にもどろうか
人によっては退院後すぐに仕事される方もいらっしゃるようです。
確かにデスクワークなら十分できそうです。
自分の場合、傷口と服の擦れで痛みが出ます。
通勤は控えて在宅勤務で早めに復帰を考えてます。
在宅なら楽な服を着られるので、擦れによる痛みは和らぎますし、パソコン入りの重いバッグを持たなくていいですから。
家事は問題なくできそうです。
妻のステロイド副作用からの回復サポートもしつつ、自分も体調整えつつという感じでだんだん元の生活に戻ると思います。
病院では十分な対応をしていただきましたが、やっぱり家はいいですね。
庭でカナヘビを見つけては喜んで報告してくる妻に癒やされます