海の向うはお祭り騒ぎ

海の向うはお祭り騒ぎ

海外の日常になっている場面の中から日本人が見ると笑えるものを描きます

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海外では、味噌汁とか生姜焼きとかカレーライスなど典型的和食を食べたくなる。

 

私は現地の料理を現地風に味わうべきと思うので、アメリカのステーキ用にいつも

醤油を持っていくんだ、これをかけると最高にステーキが旨い! という方を2人知って

いるが、これには賛成できない。 現地では現地風が一番旨い。だから残ってきている。

 

しかし、1週間も海外でいると、たまにはチャーハンとか日本的ラーメンなども食べたく

なるもの。

 

メキシコの工業団地を行商して田舎町を泊まり歩いているとき、ホテルの朝食に白米と

味噌汁があった。 

残念なことに、味噌汁はクラムチャウダーのようにどろどろとしていて濃厚だ。

日本人の俺が助言をしてやろう、と上から目線オーラが出ていたのだと思う。ウエイターに

「これは濃すぎるな」と物知り顔で言ったところ 

 

「(かかったな日本人。わっはっは)これは「ミソスープという名前だが、我がホテルが生み出した全く新しい料理なのだ」 *( )内は私の推測

 

見事な切り返しの前に私は OKOKとうなだれるだけだった。

 

 

 

どの国も持ち込む品の規制にうるさい。

 

シンガポールはタバコとガム。タバコは税金を払えば持ち込めるがこれを逃れようと隠し持って入ろうとする出張者が絶えない。 シンガポールの駐在員へ懐かしい日本のタバコを味あわせようという優しさと「どうせわからないだろう」と税金をケチる思いが犯行へ走らせる。

某商社マンは数カートン持ち込みが摘発され罰金込で50万円を支払った。

 

インドネシアでは、日本酒や日本食材の持ち込みが厳しくなり、ジャカルタ市内で高く売れるようになったとたん、税関での審査が厳しくなり、摘発し、日本酒を取り上げるようになった。言わずと知れた、税官吏がジャカルタで転売するのだ。

 

オーストラリアは、乗っていた機内ででたパンやお菓子の残りも持ち込むと摘発された。

 

さて、インドだが、現地で手に入る玉子は食あたりするらしく、玉子を持っていくと駐在員が涙を流しながら玉子ごはんをすすり、すき焼きを用意すると言われている。

割れやすい玉子だから、様々な工夫をして持ち込む。それを空港で摘発され没収すると言われれば、誰でも激昂する。 ある人がやはり摘発され、なんとか交渉して押し切ろうとした。日々苦労している同僚とその家族をなんとか喜ばしたい、いいじゃないか、これぐらい、インド国内のほうがどれだけ汚れているんだ !! とは言わなかっただろうが、抵抗し、そして拒否された。

 

その方はどうせ捨てられるのなら、とその場で1ダースの玉子を飲んだ。

 

 

 

 

 

狼に食べられちゃうわよ、あるいは、鬼さんにむかえにきてもらうからね、 いろいろな言い方で幼児のころ、脅かされたものだ。

 

もう少し成長し、勉強をしなさすぎると、馬鹿になっちゃうわよ とか まともな仕事につけないわよ とも言われる。

 

 

メキシコでは、勉強しない子供に母親はこう言って脅かす。

 

「そんなに勉強しないと、大人になったとき、 山賊か警官にしかなれないわよ」