ミソスープで威張ったら鼻を折られたメキシコ | 海の向うはお祭り騒ぎ

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海外の日常になっている場面の中から日本人が見ると笑えるものを描きます

海外では、味噌汁とか生姜焼きとかカレーライスなど典型的和食を食べたくなる。

 

私は現地の料理を現地風に味わうべきと思うので、アメリカのステーキ用にいつも

醤油を持っていくんだ、これをかけると最高にステーキが旨い! という方を2人知って

いるが、これには賛成できない。 現地では現地風が一番旨い。だから残ってきている。

 

しかし、1週間も海外でいると、たまにはチャーハンとか日本的ラーメンなども食べたく

なるもの。

 

メキシコの工業団地を行商して田舎町を泊まり歩いているとき、ホテルの朝食に白米と

味噌汁があった。 

残念なことに、味噌汁はクラムチャウダーのようにどろどろとしていて濃厚だ。

日本人の俺が助言をしてやろう、と上から目線オーラが出ていたのだと思う。ウエイターに

「これは濃すぎるな」と物知り顔で言ったところ 

 

「(かかったな日本人。わっはっは)これは「ミソスープという名前だが、我がホテルが生み出した全く新しい料理なのだ」 *( )内は私の推測

 

見事な切り返しの前に私は OKOKとうなだれるだけだった。