それは、代理受領通知書という書類です。
代理受領とは、正式には「法定代理受領」と言って、障害者が福祉施設に支払うサービス料・・・つまり僕の場合は、就労移行支援で訓練させてもらうための費用を、市町村が肩代わりしてくれるという、とても有難い制度のことです。この制度のおかげで、僕ら障害者は前年度の収入がない人の場合は、無料で福祉施設を利用することができます。
僕が持っている、毎月の代理受領通知書に記載されてある受領金額は、だいたい平均で25万円てとこ。25万です! 僕は就労移行支援に1年通ったから、僕の就労のために約300万円(!)の税金が使われたということなんです。
僕が今まで稼いできた金額を合わせても300万いかないです。それどころか、僕の会社には障害者を雇用したことによる助成金が国から支払われているから、それを差し引けば、国や市町村としては完全に赤字ですよ・・・。
つまり、僕ら障害者を社会に羽ばたかせるために、国や自治体が膨大なお金を使って支援してくれてるってことなんです。
書類を整理していると、就労移行支援時代の思い出が蘇ってきます。苦楽を共にした仲間やスタッフさん達、企業実習、模擬面接、グループワークなどを頑張りました。どれも今となってはキラキラした良い思い出です。
法定代理受領や健康保険制度など、それ意外においても、僕らが生きていけるために様々な仕組みに守られ、後押しされて生きていけてるのです。
ここまでしてくれる国や自治体に対して、半沢直樹の大和田じゃないけど、施されたら施し返したくもなる気持ちにもなります。
そういうわけで、今の職場でちょっとくらいつらいことがあっても、簡単にはやめられないよと強く思ったのです。
国や社会を恨んでいたひきこもりが、長い年月で変われば変わるもんだ。可笑しいや。
よおおおし、俺は仕事の鬼になる。働いて働いて社会に恩返しするんだ!
・・・って嘘ウソ笑。マイペースで落ち着いて働きます。気合い入れすぎて無理が祟って倒れたら元も子もないから。7~8割くらいの力で働くといいよって、前の店長にも言われたし。僕ってつい頑張りすぎちゃうから気をつけないと。
さて、不眠も治ったし仕事も安定感出てきたし、ここで油断しないことが大事かな。
何か目標が欲しい。あるいは目標はなくてもいい?わからないけど、今、階段の踊り場に居る感覚。きっと考える時間なんだと思う。視野を広げて色々なことに興味を持とう自分。
そんなことを思いました。
今回は難しい話でしたけど、読んでくれてありがとうございました。
法定代理受領の法令については下にコピペしましたので興味があれば読んでみてください。
では、終わります。
また!
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法定代理受領 法第五十一条の十四第四項の規定により地域相談支援給付決定障害者に代わり市町村(特別区を含む。以下同じ。)が支払う指定地域相談支援に要した費用の額の全部又は一部を指定一般相談支援事業者が受けることをいう。
法定代理受領 法第五十一条の十四第四項
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律
4 地域相談支援給付決定障害者が指定一般相談支援事業者から指定地域相談支援を受けたときは、市町村は、当該地域相談支援給付決定障害者が当該指定一般相談支援事業者に支払うべき当該指定地域相談支援に要した費用について、地域相談支援給付費として当該地域相談支援給付決定障害者に支給すべき額の限度において、当該地域相談支援給付決定障害者に代わり、当該指定一般相談支援事業者に支払うことができる。


















