といっても実物を買った話ではありません。本物を「大人買い」したら身が保ちませんし、そもそもそんなに出物がないでしょうし。買ったのは「西武鉄道往復路行先板 レトロサボ」なるカプセルトイです。
全部で8種類、表と裏がありますので、〆て16種類の行先が楽しめます。(実物も表裏のリバーシブルでした)
早速ご紹介しましょう。
左から「準急 西武新宿」、同じく「準急 西武新宿」、「急行 池袋」、「各駅停車 西武新宿」です。
その裏側は、
左から「急行 玉川上水・多摩湖」、「各駅停車 本川越」、「準急 飯能」、「各駅停車 西武立川」です。
続く4枚は、
左から「各駅停車 西武新宿」、「準急 池袋」、「各駅停車 練馬・豊島園間」、「急行 西武新宿」です。
裏側はというと、
左から「各駅停車 西武園」、「急行 西武秩父」、「廻送」、「急行 西武園」
かなりレアな行先も含まれていますね。また、現存する実物をそのまんま再現したらしく、いい具合に古びてますが、実物の現役中はもう少しきれいだったかもしれませんね。それにしても「準急」が多いのが昔の西武電車の特徴です。「急行」はラッシュ時と行楽輸送(のちの快速急行)中心だった印象があります。
おじさんはこういう製品が出ると、一も二もなく飛びついてしまいますけれど、もう少し若い方でしたら、「快速急行」「急行」「通勤急行」「準急」「通勤準急」「快速」「通勤快速」「区間準急」といった、1980年代からの種別板を製品化してくれた方がいいのにと思われるかも。また、古い時代のサボなら、あの行先も欲しいというのは当然ありますが、ともあれ大切にコレクションしたいと思います。