「年越し運転」と「工作初め」 | 書斎の汽車・電車

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インドア派鉄道趣味人のブログです。
鉄道書、鉄道模型の話題等、つれづれに記していきます。

 今回の震災で亡くなられた方にお悔やみ申し上げます。また、被災された方にお見舞い申し上げます。

 新年早々の天変地異に続いて、今日は航空機事故、何か今年の重大ニュースが年の初めに集中してしまった感があります。こんな時ではありますが、毎年の趣味活動についてご報告しておきます。

 

 まずは「年越し運転」です、年越しの瞬間、鉄道模型を運転しようというイベントに今回も参加しました。毎度のことですが、「紅白」を見ながら単線エンドレスの線路をセットします。本番前には試運転車輛が走ります。今年はカトーの飯田線シリーズから、クモハ54133+クハ68144という、ある意味一番「飯田線らしい」編成を選びました。

 実はこの編成、1周目の走行が平穏無事ではありませんでした。原因不明の脱線転覆事故などあり、幸先の悪いスタートでしたが、なぜか2周目以降はスムーズな走りとなりました。以後登場する車輛についてはこれといったトラブルはありませんでした。

 

 さて、年越し運転の本番は、西武鉄道の「52席の至福」(マイクロエース)が起用されました。通常ですとその年の新規入線車輛を走らせることが多いのですが、やはり先日の乗車の際の印象が余りにも強かったということです。

 新旧の干支が見守る中、約10分間つつがなく走りました。小さな写真ではわかりにくいかも知れませんが、テーブルランプ点灯の効果は絶大で、人形を乗せたくなりました。果たして、「回送列車やめました」となるのか否か?

 

 さて、年越し運転という儀式(?)が済んだ後は、今年入線した車輛(のごく一部)を走らせました。

 カトーの飯田線シリーズからは、エースといえる「広窓流電」4連です。

 

 とうとう旧年中は乗りに行けなかった宇都宮のLRTです。今年こそは実物にも会いたいものです。

 

 動力化工作を楽しんだDMVです。何ですかこの車輛に因んだレトルトカレーがあると聞きました。機会があれば食べてみたいものです。また、鉄コレからは色違い(緑色)の製品化も発表されています。

 

 年越し運転は一旦ここまでとし、近所の神社に初詣でに行きましたが、人出がコロナ前の水準に戻っているようで、帰宅がすっかり遅くなり、予定していた「第二部」は中止しました。

 

 明けて1月1日、こちらも毎年恒例の「工作初め」です。

 今年は前々から「この電車」と決めていました。

 トミーテック・鉄道コレクションの「阪堺電車モ501形501号車(雲形イエロー)」です。

 どことなくおめでたい色、柄ということでのチョイスです。

 

 例によって「鉄コレ」路面電車の動力化ですから、そんなに難しい工作ではありません。バンパーと一体になった排障器の取付に気をつかうくらいで、正味15分くらいの所要時間で完成です。

 早速、「チンパン実験線」で試運転です。

 ところが、チンパン実験線で走らせようとしましたが、ウンともスンとも動きません。この模型、動力ユニット共々長いことストックしていたものですが、動力(どこで買ったのかも失念しました)の調子が悪いようです。今年の模型工作、実に幸先悪いスタートとなってしまいました。

 

 結局、動力は治らず、翌1月2日(今日です)、慌てて模型店に新しい動力を買いに行きました。

 新しい動力を組み込み、改めて試運転です。

 ここでも、排障器の位置が下過ぎて路面を擦ってしまい、慌てて位置を直しました。

 以後は大変スムーズに走りました。

 

 どうも今年は、運転といい工作といい、最初に大きなトラブルが発生し、その後は上手くいくようになる1年のようです。

 前途多難ではありますが、今年もどうぞよろしくお願いします。