日光、宇都宮に一泊旅行してきました。二日目~ワンダーランド日光江戸村 | マルコ・ポーロになりたい・その2

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2023年5月3日~4日、日光の東武ワールドスクエアと日光江戸村に行ってきました。

5/4、目覚まし通り4:30に起床。私は早朝覚醒で2時3時起きが当たり前。こんな時間まで寝れたのは久しぶりで感動。寝れた感もあった。朝食のサンドウィッチを食べた後シャワーで体と髪を洗う。6:30にはホテルを出られた。
コンビニに寄って水を買う。途中餃子の像を撮影。


JR宇都宮駅から今市へ。昨日の上りは混んでいたが今朝の下りは空いていた。
今市からバスで鬼怒川レジャー公園前へ。バスの乗客は2名だけで宇都宮から鬼怒川方面に行く人なんていないのかなと思った。
鬼怒川レジャー公園前から日光江戸村を目指す。徒歩約17分。
途中鬼怒川渓谷の美しさを堪能。

江戸村近くまで来ると江戸村で働くスタッフ「江戸人」らしき人がちらほら現れる。おはようございますと声を掛けてくれるのが嬉しい。

8:30前に江戸村入口に着いたが、既に100人以上の人が待っていた。チケット(¥5500)のQRコードを提示してチェックインを済ます。8:45過ぎに関所前に移動。

9:00開場。私は小走りで「南町奉行所」を目指す。9:30開始の芝居が目当てだ。他にも大勢向うのではと思っていたが以外にも自分一人だけ。ほとんどの人は江戸人にコスプレできる変身処「時空」やお子様限定の忍者体験、人気のアトラクション「忍者からくり屋敷」に向かっているようだ。一人で他の観光客のいない江戸村の中を早歩きしていると江戸時代の町人に扮装した江戸人たちが挨拶してくれるのが心地よかった。

奉行所の前に居た江戸人に一番乗りしてくれてありがとうと写真撮影してもらった。

奉行所にもすぐに列は出来た。
9:20開場、最前列に座る。
9:30開演。




ネタばれになってしまうのでストーリーは割愛するが、お笑い系の話だった。奉行はこちらを向いているのだが、被告も証人もこちらを向いて話すのが最初違和感。まあ向こうを向いてお芝居されても見えないので納得なのだが。奉行は大岡越前守との設定だが、あまり存在感はない。どうせならお奉行の気分爽快なお裁きを見たかったが、主役は盗っ人のようだ。あとストーリーもやや単調でもうひとひねりあったらよかったなあと思いました。まあほんわかしたお芝居を楽しめたので良かった。
あとお芝居には事前におひねりを包む紙を渡されるのだが、おひねりを投げるのもまた楽しい。

10:00に終わったのでダメもとで10:30開始の「若松屋」の花魁ショーを見に行った。だいぶ行列ができているのではと思ったがそれほどでもなく10:30から見る事が出来た。




内容はお大尽遊びと踊り。お大尽役は観客の中から選ぶのだが、選ばれた人のリアクションがかわいげがあって良かった。花魁の立ち居振る舞いや踊りも華やかで良かった。

10:55に終わったのでそろそろ昼食をと思い、これもダメもとで食事処「日本そば藪」に並んだ。普通のレストランと同様、予約表に名前と人数を書くのだが、既に25人くらいが待ちの状態になっていた。これは時間がかかるかな、と思っていたが意外にも入店するまでそれほど時間はかからなかった。

店の中の様子。



ここで私は食べたいと思っていたかき揚げ蕎麦と厚焼き玉子を頼んだ。

厚焼き玉子はコンビニなどで売っている紀文のものとそう変わらない味だったが、かき揚げはイカが入っているのか美味しかった。また蕎麦つゆは味噌味を頼んだ。江戸時代は醤油が高価で庶民は味噌だれで食べていたのだと言う。味は味噌のような醤油のようなどちらともとれる味だったが中々美味しかった。お会計¥2300。

食べているうちに「花魁道中」が始まってしまった。急いで厚焼き玉子を掻き込むと通りに出て行って花魁道中を見に行った。





初めて生で見る花魁道中は華やかで品格があった。禿たちの「おねーりー」の掛け声も可愛らしい。

この後今度は「忍者劇場」へ。

並んでいる間、通りでは新選組見廻りが。

忍者劇場は12:30開演。残念ながら撮影禁止。殺陣が素晴らしく忍者の俊敏な動きを堪能できた。大迫力でした。ストーリーも中々良かった。

お土産処「越後屋」に行った。

越後屋の店員は外人女性だった。

袖の下饅頭を買った(¥1300)。袖の下饅頭は二段重ねになっており、上には茶饅頭、下には小判型のクッキーが入っている。時代劇に出てくる悪代官への悪商人の贈答品だ。



越後屋の主人は通りに出てさかんに頭を下げている。


とある場所では様々な和太鼓の試し打ちができ、いいストレス発散になった。


その後、最初は関心がなかった「水芸座」へ行った。水芸は水を使ったマジックで私が小さい頃はテレビでも何回か見た記憶があるが最近は見ていない。13:30開演。


詳細は話さないが思わぬところから水が出てきて驚いた。ラストは圧巻で満艦飾の様相。見て良かった。

次に「地獄寺」に行った。いわゆるお化け屋敷だ。寺に入ると死人になり閻魔大王に地獄に落とされ、様々な地獄を見ると言う趣向。




次に「忍者修行の館」に行った。




壁や床が傾いており平衡感覚が失われ最初めまいがする。中々面白い経験だった。

この時間になると年のせいか疲れが出てきて休みたくなるが可愛い江戸娘からラムネを買ってもうひと頑張り。
次に「忍者仕掛迷路」に行った。入り口は不敵な笑い声が聞こえて不気味だが。

中々出口がわからない。でもゴールデンウィークで人も多いのでわかっていそうな人について行ったら脱出できてしまった。二回やってみた。

こういうのは人のいない平日にじっくり楽しむのがいいのだろうと思った。

それにしても「忍者からくり屋敷」は時間がかかることもあって行列が途絶えない。子供向けと思ったからチャレンジしなかったが大人でも楽しめるなら次の機会にやってみようと思った。

次に「鍛冶屋かぬち」で日本刀の制作過程を見学。

さすがに疲れて「黄金の茶室」で一休み。


もう16:00過ぎ。疲れていたが最後に北側の武家屋敷街にある「江戸生活文化伝承館」に行ってみた。

江戸の庶民が使っていたと思われる竹細工、櫛、切子、鋏などなど今に伝わる江戸時代のモノがあふれた展示。ざっと一通り見て回った。

神出鬼没の「ニャンまげ」を撮影出来ました。


村内の下駄屋など。



17:00、閉園。ゴールデンウィークだから混雑でほとんど見て回れないのではという不安は杞憂に終わった。芝居は全て見れたしチケット代の元は取れたと思う。ただし昼前から15:00位までは混む。繁忙期は開園1時間~30分前から並び午前中に効率よく芝居や人気アトラクションを優先して回るのが良いと思う。今回はできなかったけど「江戸のものづくり体験」「藍染体験」「摺り体験」もやってみたかったなあ。
疲れたけど徒歩で30分かけて東武鬼怒川線の小佐越駅へ。帰る途中江戸村からの帰りと思われる江戸人たちから挨拶されて嬉しかった。

下今市駅で特急に乗り換え。北千住まで1時間半。北関東の遠さを実感しました。
人形町で予定より1本早く京急線特急に乗る事ができ、10分早く帰宅できたのでした。めでたしめでたし。

今回の旅行の総費用:¥32070でした。