マルコ・ポーロになりたい・その2

マルコ・ポーロになりたい・その2

マルコ・ポーロが歩いた道を辿る海外旅行ブログです。

ゲームジャーナル№71 幸村外伝EPISODE-0 道明寺合戦仮想シナリオ「後藤又兵衛の夢」をソロプレイしました。
関東方:水野、本多、松平忠明、伊達、松平忠輝。大坂方:後藤、明石、毛利、真田。

プレイの実際:
前ターンまで、頭数はあるが士気も戦力も低い関東方は次々と大坂方に討たれ頭数の優位も失いつつありどうしようもない状況に陥ったがその後の展開は…。

9ターン(14:00)
関東方移動。忠輝隊を展開。南で真田3ユニット包囲、北で幸村包囲。全般的に戦線の穴埋め。作戦正面が幅14へクスと狭く南北に延翼できないので両軍これしかない。大坂方防御射撃。6か所攻撃しうち2か所が包囲して除去、2か所が後退させた。関東方攻撃。6か所攻撃しうち1か所が包囲して除去だった。大坂方移動。包囲された友軍を救うべく真田が南で戦力集中。戦線穴埋め。関東方防御射撃。6か所攻撃して2か所で後退させ1か所で連鎖後退させた。大坂方攻撃。7か所で攻撃して後退が4か所、除去が2か所、連鎖後退が1か所だった。
終了時の損害:関東方の損害31、大坂方の損害11。

10ターン(15:00)
関東方移動。戦線の穴埋め。大坂方防御射撃。3か所で攻撃していずれも後退させまた連鎖後退も発生した。関東方攻撃。6か所で攻撃し1か所で除去し2ユニットを包囲した。大坂方移動。包囲されたユニットを救うべく移動。戦線穴埋め。関東方防御射撃。4か所で攻撃し2か所で後退させた。中々除去できない。大坂方攻撃。6か所で攻撃して除去3か所、後退2か所、連鎖後退1か所であった。松平忠明討ち取り。順調である。
終了時の損害:関東方の損害34、大坂方の損害12。

11ターン(16:00)
関東方移動。戦線の穴埋め。3ユニット包囲。大坂方防御射撃。3か所で攻撃し2か所で後退させ1か所で連鎖後退させた。解囲成功。関東方攻撃。5か所で攻撃し1か所で逆に除去され、1か所で逆に後退させられた。だが真田幸村を討ち取った。大坂方移動。戦線穴埋め、包囲はなし。関東方防御射撃。6か所で攻撃したが効果なし。大坂方攻撃。8か所で攻撃し3か所で除去、4か所で後退させた。
終了時の損害:関東方の損害38、大坂方の損害13。

12ターン(17:00)
関東方移動。戦線の穴埋め、包囲はなし。大坂方防御射撃。5か所で攻撃し4か所で後退させ、2か所で連鎖後退させた。関東方攻撃。5か所で攻撃し1か所で後退させた。大坂方移動。戦線穴埋め、包囲はなし。関東方防御射撃。5か所で攻撃し3か所で後退させた。大坂方攻撃。最後の攻撃、6か所で攻撃し2か所で除去し2か所で後退させた。戦闘後前進で敵中突破。
終了時の損害:関東方の損害40、大坂方の損害13。


勝利判定:最終ターンに小松山を支配したため大坂方の勝利。ちなみに関東方は小松山へクスから東に6へクスも引き離された。

感想:想像以上に大坂方が有利な戦況だった。もっと小松山周辺で激戦が発生すると思われたのだが、戦線が北の大和川、南のチャート類に挟まれた幅14へクスの正面に限定され、両軍とも延翼も機動もできず、ひたすら殴り合うばかりであった。個々のユニットの士気と戦力が強力な大坂方、とりわけ真田隊の威力は大きく、関東方は小松山を奪うことはおろか肉薄もできずじりじりと後退していくばかりであった。質的有利の大坂方は除去率も高く、関東方が相手を除去できないのに対して一方的に除去され続け、関東方に唯一あった強み、数的有利も失われるに至った。幸村外伝EPISODE-0のシナリオ中最もつまらなかったといったら言い過ぎだろうか。後藤又兵衛の夢はいともたやすく達成された。とにかく関東方は勝てない、関東方が勝つ方法があったら教えてほしい。
次回は若江八尾、道明寺の連結シナリオを楽しみたい。ただ連結するだけだと個々のシナリオのプレイと変わりないので選択ルールを全て取り入れたプレイにしたい。

ゲームジャーナル№71 幸村外伝EPISODE-0 道明寺合戦仮想シナリオ「後藤又兵衛の夢」をソロプレイしました。
関東方:水野、本多、松平忠明、伊達、松平忠輝。大坂方:後藤、明石、毛利、真田。

プレイの実際:
前ターンに大坂方真田隊が猛反撃を開始し関東方の損害が急増したがその後の展開は…。

5ターン(10:00)
関東方移動。戦線の穴埋め。作戦正面が狭く南北に延翼できないので両軍これしかない。大坂方防御射撃。南では真田が2か所攻撃したが奥山兼清を後退させるにとどまった。関東方攻撃。南では2か所攻撃し伊達政宗と片倉景綱が真田を1ユニット除去した。北では4か所攻撃したが効果がなかった。逆に明石守重を攻撃した伊達水野は後退させられた。大坂方移動。南に突出した伊達政宗と片倉景綱を包囲し討ち取る。北は平押しする。関東方防御射撃。6か所で攻撃したがどれも失敗。大坂方攻撃。南では5か所で攻撃し1ユニット除去、2か所で後退させた。伊達政宗を包囲した。山地を奪回した。北では2か所で攻撃し1ユニットを除去し1か所で後退させた。国分村を奪う勢いである。
終了時の損害:関東方の損害11、大坂方の損害4。

6ターン(11:00)
関東方移動。戦線穴埋め。包囲された伊達政宗を救出しようと努力するも戦力の差はいかんともしがたい。大坂方防御射撃。真田が伊達を後退させる。真田が伊達政宗をあっけなく討ち取り。関東方攻撃。5か所で攻撃し、1ユニット除去したのみであとは効果なし。南の突出部拡大。大坂方移動。戦線穴埋め。関東方防御射撃。6か所で攻撃するも1か所で後退させたのみ。大坂方攻撃。南は4か所で攻撃し真田が伊達騎馬を除去し戦闘後前進で一挙4ユニットを包囲すると包囲された片倉景綱、奥山兼清らが討ち取られた。北では3か所で攻撃し2ユニット除去、1か所で後退させた。関東方は南の突出部を失い大損害を出して後退。
終了時の損害:関東方の損害17、大坂方の損害5。

7ターン(12:00)
関東方移動。戦線穴埋めとともに各方面で後詰を作る。大坂方防御射撃。南で伊達1ユニット除去。関東方攻撃。5か所で攻撃し伊達本多水野勢でもって真田信倍、毛利勝家を討ち取り、1か所で後退させた。久々に留飲を下げた。大坂方移動。戦線穴埋め、南で伊達を包囲。関東方防御射撃。4か所で攻撃したがすべて効果なし。解囲を狙ったがむなしかった。大坂方攻撃。南では5か所で攻撃し1か所で逆に後退させられ解囲させられたものの2ユニット除去し2か所で後退させ戦闘後前進で大坂方を包囲した。北では3か所で攻撃し後藤基次と真田幸村が敵を除去、毛利勝永も後退させ大坂方を包囲した。関東方の損害は大坂方の3倍に上った。
終了時の損害:関東方の損害22、大坂方の損害7。

8ターン(13:00)
関東方移動。戦線穴埋め。松平忠輝隊が進入、北に鉄砲隊、南に騎馬隊。前ターン敵中を突進してきた大坂方を5か所で包囲。大坂方防御射撃。2か所で攻撃、真田が包囲した伊達1ユニットを除去。関東方攻撃。6か所で攻撃、ほとんどが包囲した大坂方への攻撃。しかし薄田兼相と後藤基次を討ち取ったのを除けば効果なし。だが留飲は下げた。大坂方移動。戦線整理。4か所で包囲。関東方防御射撃。5か所で攻撃、ほとんどが包囲しての攻撃だったが除去できたのは1か所のみ。大坂方攻撃。南で4か所で攻撃し2か所で除去、さらなる包囲。北で3か所で攻撃、2か所で除去、1か所で後退させた。真田幸村は攻撃→除去→包囲→攻撃のパターンがうまくいっている。
終了時の損害:関東方の損害27、大坂方の損害10。
頭数はあるが士気も戦力も低い関東方は次々と大坂方に討たれ頭数の優位も失いつつありどうしようもない状況。

ゲームジャーナル№71 幸村外伝EPISODE-0 道明寺合戦仮想シナリオ「後藤又兵衛の夢」をソロプレイしました。

ゲーム概略
ゲームのテーマ:慶長20年5月6日(1615年6月2日)に起きた大坂夏の陣における道明寺合戦。関東方(水野、本多、松平忠明、伊達、松平忠輝)と大坂方(後藤、明石、毛利、真田)の戦い。仮想シナリオでは実際には濃霧の為先行した後藤隊に追いつけなかった後続の明石、毛利、真田隊がもし追いついていたらという設定の下、移動制限をなくし開始時から自由に移動できた場合の展開をシミュレートする。
ゲームマップの大きさ:42×59センチ。
ゲームターン:全12ターン。1ターンは実際の1時間。
1ヘクスの距離:公式発表なし。幸村外伝のマップと比して約138メートルと思われる。
1ユニットの規模:公式発表なし。旧参謀本部編「日本の戦史7」によれば200~650人(後藤隊280人、明石隊240人、毛利隊300人、真田隊214人(ただし大坂方7500人入れず)、水野隊365人、本多隊557人、松平忠明隊445人、伊達隊384人、松平忠輝隊655人)と思われるが、かなりばらつきがある。
特徴的なルール:スタックなし、ファイヤーパワー方式の射撃戦、戦力差方式の白兵戦、メイアタック、士気チェック、連鎖後退。
ソロプレイの障害:特になし。

勝利条件:ゲーム終了時に小松山頂上ヘクスを支配している側の勝ち。

プレイ方針:関東方は早期に小松山へクスの占領を目指す。真田隊が到着してきてからでは難しくなる。と言っても関東方に何か秘策があるわけでもなく、通常シナリオと同様の動きを行うのみである。大坂方は小松山へクスに強力な毛利勝永、勝家を送り込み守りを盤石にする。だがちにかくプレイしてみよう。

初期配置:マップ上に表示された配置位置に配置。

プレイの実際:

1ターン(6:00)
関東方移動。通常シナリオと同じ動き。水野隊は山地効果で有利な戦闘シフトの付く後藤隊との接触は2へクスにとどめ南から迂回しようとする。伊達隊17ユニットが街道移動で進入。本多、忠明隊は道を開ける。大坂方防御射撃。効果なし。関東方攻撃。効果なし。大坂方移動。後藤隊は南に延翼。毛利隊は大津道を東へ急進、先鋒は後藤隊と接触した。この点、先に後藤隊に追いつくべきは薄田隊であるべきで少し通説と異なる気がする。明石、真田隊も東へ移動した。関東方防御射撃。3か所で攻撃、1か所で後藤を後退させる。大坂方攻撃。1か所で攻撃、水野を後退させたが戦闘後前進で平地の国分村に入ることも考えたが有利な山地を手放すのは得策でないと考えやめた。
終了時の損害:関東方の損害0、大坂方の損害0。

2ターン(7:00)
関東方移動。水野が後藤に全面接敵。西から大坂方諸隊が近づいているのでぐずぐずしてはいられない。後藤の山地効果を無効にする2か所からの攻撃を行う。伊達は全てマップに展開。大坂方防御射撃。水野後退。本多忠政討ち取りの快挙。関東方攻撃。水野勝成以下3ユニット、後藤を包囲攻撃、後藤方に有利なシフトなし、除去、前進4.水野鉄砲隊、「後藤を攻撃、後藤に有利なシフトなし、後退3、前進1.ほかの1か所の攻撃は効果なし。大坂方移動。後藤基次は南の山地から水野を追い落とすべく移動。後藤隊は小松山の南に向けて防壁を作る。小松山頂上にはついに毛利勝家が入った。毛利勝永も隣にいる。毛利隊大津道を東へ、水野と接敵。明石守重、薄田兼相は南の山地に入る。明石、真田隊混然一体となって南の山地に向かう。真田幸村、信倍は小松山へ。関東方防御射撃。水野が後藤を包囲して攻撃するが効果なし。水野が大津道で毛利を後退2させる。大坂方攻撃。後藤2ユニット、水野勝成を攻撃しまさかの6ゾロで討ち取り。前進3、南の山地、伊達の進路を遮る。後藤基次以下3ユニットが山地の水野を攻撃で後退3、しかし敵中に孤立の恐れがあり前進はしなかった。後2か所で攻撃したがいずれも効果なし。
終了時の損害:関東方の損害2、大坂方の損害0。

3ターン(8:00)
関東方移動。後藤に全面接敵。南の山地は伊達騎馬隊が圧倒的な戦力で西に進む。大坂方防御射撃。南で後藤が伊達騎馬隊を後退、小松山東で後藤が伊達鉄砲隊を後退。関東方攻撃。南で伊達政宗、片倉景綱が攻撃するも効果なく、水野3ユニットが後藤を攻撃して後退3前進3で敵中突破。小松山東で伊達本多が後藤を攻撃するも逆に後退させられ戦闘有利な山地を失うという重大な失陥。後1か所は効果なし。大坂方移動。北方では毛利勝永が小松山から東へ降り小松山にはほかの毛利隊が入った。突進してきた水野隊に対しては後藤基次、明石守重、毛利隊らが包囲。南方の山中には真田隊が進入した。関東方防御射撃。南方は包囲下の水野が後藤を後退。北方では伊達鉄砲隊5ユニット、水野鉄砲隊1ユニットが射撃するも効果なし。大坂方攻撃。南方では包囲下の水野3ユニットに対してそれぞれ攻撃、1ユニットを除去したが他は効果なし。北方では3か所攻撃して1か所水野1ユニニットを除去、1か所後退させた。、
終了時の損害:関東方の損害4、大坂方の損害1。

4ターン(9:00)
関東方移動。南方の山地、伊達水野が後藤2ユニットを包囲。伊達騎馬隊、続いて槍隊が粛々と進む。北方では伊達鉄砲隊が前面に出て大坂方の小松山からの追い出しを狙う。大坂方防御射撃。南方では後藤鉄砲隊が伊達騎馬隊を後退させ包囲解く。後藤鉄砲隊が水野を除去して包囲解く。北方効果なし。関東方攻撃。南方では伊達政宗、片倉景綱が後藤を除去し前進4、伊達水野が後藤を除去し前進2、山地を西へ。北方では伊達鉄砲隊6ユニットの射撃にもかかわらず効果なし。大坂方後藤基次、毛利勝永の士気が高すぎる。大坂方移動。南方では真田が東へ急進。伊達に全面接敵。北方では真田幸村が大津道を東進し伊達と接触。関東方防御射撃。北方では伊達鉄砲隊が3か所攻撃し1か所後退させた。大坂方攻撃。南方では5か所攻撃し4か所で関東方を除去する暴れっぷり。うち2か所は真田隊によるもので、明石守重、薄田兼相は戦闘後前進で敵中突破した。北方では毛利勝家、真田幸村、毛利勝永らが2か所で攻撃し関東方を大幅に後退させた。このターンの前半、南部の山域は東半分は伊達隊の支配下だったが、真田の猛攻により浸食されつつある。北方では小松山を守っていた大坂方が毛利、真田隊の到着により山を下り東の平地で関東方を攻撃するようになった。大坂方が優勢の状況である。
終了時の損害:関東方の損害9、大坂方の損害3。