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マルコ・ポーロになりたい・その2

マルコ・ポーロが歩いた道を辿る海外旅行ブログです。

TBSドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』【2025年4月期】が良かったので紹介します。

現在はU-NEXTで配信されています。

 

主人公は2歳の娘の育児と家事に奮闘する専業主婦
誰かがやらなければいけない“お仕事=家事”
専業主婦が出会うのは
働くママや育休中のエリート官僚パパなど
価値観がまるで違う「対岸にいる人たち」
それぞれが“家事”を通じて繋がったとき――
人生は少しずつ、大きく動き出す!

 

家事や育児の詳細な内容や大変さを、色々な立場の人たちが、色々な側面で見せてくれます。

その日常のなかにある葛藤や優しさを繊細に描くドラマです。

登場人物たちが何度もへこみながらも、お互い支え合いながら子供を守るため頑張る姿は、勇気と癒しをもらえました。

そして、登場する子供たちは本当にかわいいです。

多部未華子さん、江口のりこさん、ディーン・フジオカさんの演技もすばらしくて、ドラマに引き込まれました。

 

中でも第3話に登場する、主人公詩穂の母が幼い主人公に語る絵本『雨のゆくえ』は、優しい気持ちにさせてくれます。

「海の上の雨は、そこを通る船がなければ無かったことになってしまう」

たまたま通りかかった船しかわからない、海の上の雨。

たまたま気づいたつらそうな人。

「今、見ないふりをしたら、その人の苦しみがなかったことになってしまう気がした」と主人公は思います。

「海の上の雨を見ていたのは、母だったかもしれない。次は私が、見てあげたい」
その想いは、自分も誰かの“見守る側”になりたいという主人公の小さな決意に変わっていきました。

仕事と家事に追い詰められた働くママ礼子や、バリキャリの妻とぎくしゃくし始めた育休中のパパ中谷や、ほかの人たちに肩を貸して、救っていきます。

 

家事と育児のリアルな現実に圧倒されながらも、優しさに包まれる心地よいドラマでした。

 

 

 

 

 

NHKドラマ10「テミスの不確かな法廷」が中々良かったので紹介します。

ドラマの概要(NHKの番組紹介より)
「宙わたる教室」制作チームが手がける法廷ヒューマンドラマ! 任官七年目の裁判官・安堂清春(松山ケンイチ)。東京から前橋地方裁判所第一支部へと異動してきた彼は、一見、穏やかな裁判官に見える。 だが、その内側には絶対に打ち明けられない秘密が…。 

幼い頃、衝動性や落ち着きのなさからASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)と診断された安堂。 彼は自らの特性を隠し、自分の考える“普通”を装って生きてきた。 それでも、ふとした言動が前橋地裁第一支部の面々を戸惑わせ、法廷内外で混乱を巻き起こしてしまう。 

そんな安堂の元に、複雑な人間模様が絡み合う、難解な事件が舞い込んでくる。 市長を襲った青年。親友をこん睡状態に追い込んだ高校生。そして「父は法律に殺された」と訴える娘――。 やがて、安堂の特性からくる“こだわり”が、誰も気づかなかった事件の矛盾をあぶり出す。 しかし同時に、彼は自身の衝動とも格闘しながら公判に挑まなければならない。 果たして安堂は、公正に事件を裁き、真実へと辿り着くことができるのか!

 

 

NHKらしい?地味で落ち着いた雰囲気ですが、内容もストーリーも丁寧で勧善懲悪なところがなく、発達障害と裁判官を結び付けた発想も目新しさがあります。

 

また、主演の松山ケンイチの繊細な演技はもちろんの事、鳴海唯、恒松祐里、山崎樹範、市川実日子、和久井映見、遠藤憲一も役にはまっていて素晴らしい演技です。

オリンピックの放送の為、これから2週間お休みになりますが、後半の展開が楽しみです!

 

総合テレビ 毎週火曜 夜10:00~10:45 

[再放送] 総合テレビ 毎週金曜 午前0:35~1:20 ※木曜深夜

 

1月28日NHK-BS フロンティア「脳に忍び込むナノプラスチックを追う」を見ました。

 

以下、番組の概要。

私たちの脳の中にプラスチックが入り込んでいるという、
衝撃の論文が2025年アメリカで発表された。

見つかったのは環境に広まりつつある
ウイルスサイズにまで微細化したナノプラスチック。

脳には異物を遮断する生体システムがあるが、
それを潜り抜けたのはなぜか?

環境中にナノプラスチックはまん延しているのか?そして毒性は?

認知症や発達障害への関与も危惧される中、
一体真実はどこにあるのか?科学者たちの挑戦を描く。

--------------------------ここまで

 

プラスチックが海中に拡散し、魚介類がそれを食べていて、それを人間も食べているんだな、程度に思っていました。

だから、魚介類を食べるのをある程度抑えれば、人体には入ってこないだろうと思っていました。

ところが、プラスチックはナノサイズになり、空気中を浮遊しているとの事でびっくり。

なんと1立方メートルあたり100万個も浮遊しているとの事です。

 

つまり、人間も動物も、呼吸を通して1日中ナノプラスチックを体内に取り込んでいるのです。

 

ナノプラスチックはウイルスサイズ。

腸から血管に入り込み、血液として体中を流れています。

実際、番組では人体のあらゆる器官にナノプラスチックが蓄積されていることを実際に見せてくれます。

 

そしてとりわけ蓄積しているのは脳。

脳の血管には、ほかの血管と違って異物を完全にシャットアウトするしくみがありますが、それがナノプラスチックには効かないのです。

脳神経細胞に入り込んだナノプラスチックは、細胞内にどんどん蓄積し、おそらく老廃物を分解する細胞の機能を麻痺させるとの仮説が立てられています。

この仮説が正しければ、脳の中に老廃物がどんどんたまり続けていきます。

その影響は?

 

認知症の人の脳には蓄積されたナノプラスチックの量が、認知症でない人に比べて多いとの事です。

ナノプラスチックが認知症の原因のひとつかどうかは、まだわかっていません。

認知症だから、ナノプラスチックが蓄積しやすい可能性もあります。

 

そして、実験では、マウスの細胞を入れたシャーレに紫外線をあてて劣化させたナノプラスチックを入れると、細胞分裂が止まってしまい、細胞が死滅します。

地球上に拡散しているナノプラスチックは、ゴミ廃棄物や普段使っている洗濯ばさみなどのように日光の紫外線にさらされて劣化したプラスチックも大量に含まれていると思われます。

 

ナノプラスチックの人体への影響については、本格的な研究はこれからです。

 

番組では、専門家の意見として、人体に害を及ぼさないプラスチックのみを製造することが解決策の一つだそうです。

 

一日も早くナノプラスチックの実害の詳細を突き止め、対策を立ててほしいと切望します。

以下の画像は実際のマウスの脳に分布しているナノプラスチック。緑色に光っているのがナノプラスチック。

まんべんなく分布しているのがわかる。