★飛行機に置いてけぼりにされるの巻き in フィンランド★ | パティシエール★あいぼんブログ in スウェーデン

こんにちは!! あいぼん女の子 with べビぼんあかちゃん  @一時帰国中 です。
日本に戻って7日目。 やっとペースも戻ってきてママンカフェで店番したりしてます。



さて、スウェーデンから帰ってくる時にとんだ大冒険しちゃったことを書きます。
今回は身体のことを一番に考えて、一番最短時間で着くフィンランドエアラインを利用。
スウェーデンと日本は直行便は無いので一回乗り換え。
半年前からチケットを予約していました。


スウェーデンのストックホルムスウェーデン → フィンランドのヘルシンキ → 成田日本
のルートで合計12時間くらい。




自宅を出て、ストックホルムのアーランダー空港まで夫に車で送ってもらいました。
日頃から Friend1a 『 妊婦は10kg以上の荷物を持ち上げちゃ絶対ダメ!!! 』
と厳しく言われているので荷物も少なめにして、空港での預け入れも全て人にお願いしました。



まだ飛行機に乗る為の制限があるような週数ではないですが、担当の助産師が
念のため書いてくれた診断書もいつも持ってチェックインでも見せました。



私のパスポートは結婚した時にまだ期限がかなりあったので作り変えずに旧姓のままで
別ページに姓が変わっったと言うことを追記してありますが
これが海外に住むことになってから、思いの他不便なんです。


スウェーデンの空港では最近は機械でセルフチェックインするのが当たり前。
でも私のパスポートは写真のページが旧のままなのでセルフチェックインできません。
だからいつもチェックインカウンターでお願いします。荷物も預けるしね。


パソコンやケータイからオンラインチェックインも出来て、追加料金で座席指定もできます。
フィンランドまでは50分と短いフライトだからどうでもいいけど、その後の11時間の
フライトは身体に負担が大きいし、もともとトイレが近い私が妊娠で余計にトイレが近いし
足がむくみやすい為、足の曲げ伸ばしをしたり通路を歩きなさいと助産師にも言われて
いたので、通路側の席を指定したかったのですがなぜか前日にオンラインでやろうとすると
文字化けしてしまうので諦めて、もういいやと・・・



そしてチェックインカウンターに行くと搭乗券を発行しながら、座席の部分を示して
なにやらゴチャゴチャ説明をされました。(スウェーデン語)




Seat 座席の部分 “ SBY ” と書かれております。
色々説明されたのですがいまいち理解できず。 でも分かったのが

sao☆ 『 このチケットをヘルシンキの空港で見せて指示をしてもらってね 』

女の子 『 OK~ 』



でも出発までの間にケータイで調べてみたらこの “ SBY ” は  “ Standby ”
スタンバイ=待機の意味で、つまりオーバーブッキング(二重に予約されてる)ってことで
私の座るはずの席が無いってこと・・・&汗



もしも飛行機が満席だった場合乗せてもらえない。
あるいは運よくグレードアップされたビジネスクラスなどに乗せてもらうこともあるそう。
半年前に予約したというのにこんなことあるの?!と思ったけど、欧州ではよくあるそう。
果たして、天国か地獄か・・・ どうなるかはヘルシンキに到着してからのみ分かる。




ドキドキしながら搭乗を待っている中、スウェーデンからフィンランドに行く最初の便が
スウェーデンに到着したのが遅く、そこから機内のクリーニングにも時間がかかって
やっとのことで搭乗、離陸しました。
ひとまず 『 バイバ~イスウェーデン!! バイバイ北欧!!くま  』




しかし、離陸した時間がおそくなりすぎて、もともと乗り換えの時間が1時間程度と
短いフライトスケジュールで、どう考えても次の便の搭乗に間に合わない。
他乗客の中にも乗り継ぎのフライトに間に合うかどうか心配して
質問している人が
たくさんいてCAが皆さんに対応しています。 
ブレンダ 『 ええ、分かってます。でも大丈夫。心配いらないわ!
この便からおりたら空港の地上スタッフにコンタクトしてね! 』



機内の液晶画面にも私の乗る成田行きを含めるいくつかのフライトに乗り継ぐ人は
地上スタッフに指示をもらうよう案内がされています。
女の子 まぁギリギリなのは私だけじゃないし、どうにかなるよね~ 今焦ってもしょうがない。
と以外に冷静な私。 



しかしヘルシンキに着陸してみたら、時刻は既に搭乗時刻を30分も過ぎている&汗
地上スタッフに声をかけると


女の子2 『 ああ成田ね。出国審査はあっちよ 』 
( ヘルシンキからEU外に出るので出国審査がある )



そして指定されたゲートへ向かいますが、出発時刻を過ぎています。
空港内アナウンスで同じくらいの時刻出発のJALの日本行きの最終案内で
数名の乗客の名前が
呼ばれています。
女の子 こりゃやばい・・・私も呼ばれてたのかも!! いそげ~~~
揺れるお腹を抑えながら力の限り、空港内を走るニンプ 妊婦ためいきためいきためいき





しかし、やっとたどり着いたゲート前には誰もいない。
そして目にした文字


“ Gate closed  ” 




の・・・・乗り遅れた!!??& & & 汗 汗 汗 汗 




初めての経験です。 飛行機に乗り遅れました ○| ̄|_
重いお腹を抱えて全力疾走したのに・・・



ゲートはしまってるけど、乗るはずの飛行機はまだ地上にあるのがガラスの向こう側に見える。
と、そこにゲートが開いて中から係員が現れる!!


女の子 『 この飛行機に乗らなくちゃいけないんです!!でも前の便が遅れて到着したから
搭乗時間に間に合わなかったんです!!!! 』  涙ながらに説明しましたが


ターバン富樫 『 残念ながらこの飛行機はもうゲートがしまっちゃったから乗せることができないわ。
 トランスファーサービスカウンターで他の便を手配してもらって 』




○| ̄|_



愕然としてしまって、 よれよれと トランスファーカウンターに向かう私。
オーバーブッキングがどうだとか心配してたさっきまでのは何だ???
結局飛行機そのものに置いてけぼりにされたから今までの心配も無意味じゃないか。



そしてトランスファーカウンターにて状況を説明して新しい便を探してもらいましたが。


金髪  『  ああ・・・残念ね。 あの成田行きは一日に一本しかないんです。 
明日の便はどうですか? 』



あ・・・明日?! ムンクの叫び


女の子 『 そ・・・そんな・・・困ります!!他に道は無いんですか? 
今妊娠中だし、両親が迎えに来るからどうしても帰らないといけないんです!!』
( ↑少しでも同情してもらって何とか帰る手段を探してもらおうと必死に理由を並べた )




金髪 『 じゃあ成田じゃないけど、名古屋とか大阪とか北海道とかに行く便を探してみます 』



女の子 (内心) そ・・・それも嫌だけど・・・




そして またしばらく待つ




金髪 『 残念だけど、今日の日本行きの便は全て出発してしまいました。他に御案内できるのが・・・・シンガポール行きの便です!
でもシンガポールから日本に行く便が無くて、そこからクアラルンプールに行って、そこからまた乗り換えて・・・・ 
すごい時間かかるわね~・・・  どうする? 』





女の子 『 おーまいごっど!!!!! ムンクの叫び 


夫から、英語では軽々しく " Oh my god ! ! " って表現は使うべきではない と
注意されているので普段言わないんですけど(ってあんまり英語しゃべらないけど) 
この時ばかりは口をついて出ました  ○| ̄|_




だけどもうこの日は日本に帰る手段が物理的に無いのだから
文句を言っても仕方ない。明日の便を手配してもらうしかない。



金髪 『 では明日の便のチケットと、今夜泊まる空港近くのホテルと
夕食と明日の朝食の手配をするからちょっと待っててね 』




椅子にどさっと座り込んで放心状態。 
オーバーブッキングでハラハラしながら待ってたことや、空港内でお腹を抱えて走ったこと
実は英語は未だに片言(スウェーデン語の方がまだマシ) だというのに脳みそフル回転で
半泣きで状況を説明して交渉したりで、身も心も疲労今倍でした。
途方に暮れ過ぎてスウェーデンでお土産に買ったお菓子も思わず食べちゃいました。笑





オーバーブッキングのことも伝えてあり心配していた夫と、首を長くして待ってたママンと、
それから日曜日に会うはずだった友達に到着が一日遅れることを連絡する。
夫も友達も私とべビぼんの体調をすごく心配してくれました。
ママンは待ちすぎて首が伸びきっちゃった!!と ガッカリ&憤慨してました。
でも一番ガッカリして落ち込んでるのは私ですから・・・○| ̄|_







日本に帰りたい。。。
そうじゃなければ スウェーデンに帰りたい。。。 う~









前の便は大幅に遅れたけど、この件でこのカウンターに来てた人は私だけな様子。
他の人たちは皆乗れたんだろうな・・・
同じ便で乗り遅れたのは私だけみたいです。
隣のカウンターに調子のいい男性が同じように新しい便を
用意してもらいにきましたが彼は自己責任で乗り遅れたようです。

金髪 『 彼女は飛行機の遅延でこうなったから貴方と状況は違うわよ 』

外人 『 ハハハ~ フィンランドへようこそ~! 』 

女の子 『 あ・・・ありがと・・・ ○| ̄|_ 』





翌日の同じ時間の便の搭乗券と voucherバウチャーと言うホテルの宿泊&夕食・朝食の
チケットを発券してもらいました。 ストックホルムで預け入れたスーツケースもその空港に
あり、必要無いなら翌日までそのまま空港に残すこともできましたが、中にバターやチーズ
などの冷蔵物が結構入っていたのでホテルの冷蔵庫に入れる必要があり受け取ることに。




逆にストックホルムの空港で手荷物検査を受けた後に免税店でお土産に買ったウォッカの瓶
は乗り換えの空港で没収されないよう免税店で買ったことが分かるような特別な透明袋に
入れてありましたが、これをもって空港外のホテルに行ったら翌日はスーツケースに入れ
預けいれない限り機内持ち込みには出来ない。
これどうしたらいい?と相談したら、そのサービスカウンターで預かるから
搭乗する前にここに立ち寄ってねと。




丁度仕事が終わるはずだった担当の女性が出口まで案内してくれてスーツケースを
受け取って空港から出て空港周辺ホテルを巡回する無料のシャトルバスに乗り込む。
隣国フィンランドには行ってみたいと思ってたけどこんな形で初上陸するとは皮肉。






長いので次回に続きます!








日本(ママンカフェ)での スウェーデン菓子教室は6月中に行います。
今回は選べる2つのコースがあります。
北欧やお菓子作りが好きな方は是非チェックしてくださいね♪

↓↓↓

★残席更新!6月日本 スウェーデン菓子教室@ママンカフェ★








今日も読んでくれて ありがとうございます。
一時帰国中は日本にスウェーデンの心温まるスイーツを広める活動してます♪くま
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