★日本滞在記⑦時には昔の話を★

日本に帰るための一番の目的は親友の結婚式に参加することでした

もう１３年来の親友の晴れ姿。そりゃあ遠く北欧からでもどこからでも勿論駆けつけますよ。
移住する前から決めていたのでこの日をとても楽しみにしていました。

受付をやることを頼まれていたのですが、私の結婚式にもスピーチや手作りブーケを
作ってくれた彼女のために他にも何かしたい！！！何かできることは無いだろうか？
そう思っていたところにこの親友と３人で仲良しのもう一人の親友であり
ママンカフェでも度々変装してくれているヘンテコ音楽隊のもりここと　もりちゃんから
結婚式でヘンテコ音楽隊の演奏と一緒に歌を歌わない？との連絡がありました。

う・・・歌か～！！！

実は学生時代～２０代の初めまで、バンドを組み、一時は歌手になりたいと夢をみたことも
あるのですが、それはもう昔のことで、人前で歌うとかは
今はカラオケ以外しないのでもうドキドキです。

演奏した歌は　ジブリの紅の豚のテーマソング。
加藤登紀子さんの　『　時には昔の話を　』　と言う曲。
私の声にしたらかなり低音、ギリギリの音域だったけど原キーで。
へんてこ音楽隊はリズムをもっとアップテンポに変えての演奏でした。

多少歌詞の内容を変更して歌ったのですが、私達が仲良くなった学生時代を
懐かしみながら、新郎新婦の今後の幸せや、私達の今後も変わらない友情への
気持ちをこめるには、良い選曲だったな～と思います。

課題曲はスウェーデンにいる時から指定されていたのですが、ネット環境に無かったので
練習ができず、日本についた翌日にさっそくヘンテコ音楽隊の３人がママンカフェに
来てくれて、練習＆ミーティングです。
そして、ヘンテコ音楽隊が３曲演奏することは結婚式のプログラムとして
周知のことだけど、そのうちの１曲に私が加わるってことはサプライズ！！
ヘンテコと私と会場の方以外は誰も知りません。

なので、このとき　もりちゃんが新婦と電話をした時も場所がママンカフェってことも秘密。
この翌日に、私、もりちゃん、新婦の３人で集まって食事した時も
久しぶりの再開　（　本当は前日に会ってるのに!　笑　）　と言う設定。
なのに、久しぶり～～～！と言う演技をうっかりし忘れてしまい
新婦には違和感を持たれていました。汗

結婚式までの間にヘンテコ音楽隊の皆とは３回ほど集まってバンド練習に加わりました。
バンドと言う、一人ではできない他人との共同作業や、定期的に同じメンバーで集まること、
歌を歌うことも私には久しぶりですごく新鮮で、とっても楽しかったです！！
一人でも毎日毎日、ママンカフェが閉店した後に歌って練習してました。

自分が登場する前、ドキドキしすぎて倒れそうな時にかろうじて撮った１枚。この後登場して歌いました。

会場は鎌倉のとーっても素敵なオープンレストラン。
台風で開催そのものが心配されていたのですが、台風はその前日に過ぎ去って
当日は予想もしないほどの素晴らしい晴天でした。
受付の為早めに行くと、記念撮影中の新郎新婦を見ることができて
あまりの美しい姿とこの幸せな日を一緒に祝える喜びと色んな感情で涙が～