★人生を賢く生きてゆくために大事なこと★ | パティシエール★あいぼんブログ in スウェーデン
昨日のお店が終わった後に新幹線に乗って、愛知県のおばあちゃんちにやってきました。
数日間ですが、身の回りのお手伝いします。(でも美味しいものも食べに行きますょぷぷッ(笑))




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さて。どちらの国に移住するのかをそろそろ決定しなければならない期日が迫っています。
各国の税金や社会制度が異なるので、比較するために自分なりにリサーチを
しているのですが、日本のこれまで支払ってきた年金をどうするのかと言う
問題も出てきました。海外に引っ越される方は必ず考える問題ですよね。


自営業だった私は国民年金、会社員だった夫は厚生年金をこれまで10年程収めています。
そうです。夫のように外国人であっても日本に一定期間以上住所のある人は
日本の年金を納める義務もあり、満額まで納めればもらう権利も勿論あるのです。


まぁ、日本の年金制度についての不安は勿論あります。
でも実際に私の祖父母も年金で暮らしていましたし、両親もすでに受給していますので
全てをそこに期待することもできませんが、義務ですし完全に無視はできないのです。




ただし日本で年金を納めていた外国人は帰国してから2年以内のうちに手続きをすれば
日本の年金を脱退し〝脱退一時金〟として、収めていた金額や年数によって
一部を取り戻すことができるそうですが、全額が戻るわけではないですし
日本での滞在年数が3年までが一番高い率で金額で返金され、そこからはどんなに長く住んでいても
返却される金額は変わりません。3年いても10年いても戻ってくる金額が変わらないし
一度脱退してしまうとそれまで加入していたと言う事実も抹消されてしまうため、
その後また日本の年金に加入したい場合にまた0からやり直すことになってしまいます。


私たちは将来日本に戻ってくるつもりでいるので、それだったら今のところは
そのまま日本の年金をキープしたほうが良いと判断しました。



また、国によっては日本と社会保障協定を結んでおり、日本での年金加入期間が
そのまま移住先の国の加入年月にスライドできたりします。


移住可能性のある2国はスライドできる国と、もう一つの国はスライドできず
その国独自の年金システムに加入することになる・・・ので、
各国に移住し、その後に日本に帰るということを仮定して、2通りの計算をしました。



夫がわかるように集めたデータをまとめ、それをさらに英語に訳して・・・
(日本語も読めますが、他のことで忙しいので、英語に直したほうが負担にならないから)
そんなことをしていたら朝になってて驚き!!!
徹夜なんて久しぶりにしてしまいましたょ・・・&汗



日本の年金、そして海外の年金についてちゃんと知ろうと思ったこともないし
自分の老後のことを考えたことは初めてです。





我が家ではどちらかと言うと私がお役所関係の手続きをすることが多いです。
日本人だし、日本に住んでるので私のほうが理解するのに有利だと言うことでもありますが・・・
細かい制度を知らなかったり、手続きが遅くなったりしたがために、
損をするのは嫌なので、こんな時は抜け目なく真面目な私です目力きらきら!!



先日夫が一番の人生の相談役である前の会社の同僚と相談がてら飲みに行き
深夜に酔っ払い&上機嫌で帰宅しました。 Friend1aおんぷ
酔っ払いに真面目な話をする方も間違いですが(笑)、その時に年金の話をすると



Friend1a 『 僕は外国人だから日本の年金は出国したら返してもらえるはずさ!
それに日本の年金制度は充てにならない(←あながち間違いではないが・・・)
から、そんな物には頼りたくない!! 』


それまでPCに張り付いて真面目に調べていた私はカチーン怒

女の子 『 知らないがために損をするのは自分達だよ。
たとえ微々たる物でも、年金を甘く見るんじゃない!!!怒 』


夫は脱退一時金の申請には期限があることや、収めた全額は戻らないこと、
そしてまた日本に戻ってきたらどうせまた年金に加入する義務が生じるということまでは
知らなかったのです。今まで会社が全部手続きしてくれてたので知る必要も無かったけど。
それらを即座に調べて猛反撃して捲くし立てたた私に
ビビッた酔っ払いさんは突然地面に座って


Friend1a 『 僕が悪かったよ!!この通り!!!

ドザゲするから許して~!!&てへ 』




ドザゲ・・・・って・・・・???ビックリ





土下座 だろー!!!!は?




なんか可愛いと思ってしまったので、面白くて、怒る意欲がなくなりましたぷぷッ(笑)




人生を上手に生きていくには、損をしないように賢くいることは大事ですが
同時に、  許され愛される存在でいることも得だし大事なことだと学びました。(Θ_Θ)






本文とは全く関係がありませんが、夫が漬けた3年ものの梅酒。
頂き物のウィスキーなどなど、家にあるお酒も移住までには飲みきらないといけないので
順番に消費しています。甘すぎず、とっても美味でした♪