ぐちりさんのぐちぐちリリリック

ぐちりさんのぐちぐちリリリック

愚痴が嫌いな、ぐちりさんの曲の歌詞置き場

作詞作編曲:ぐちり

ギター:シシド

ピアノ:アオワイファイ

Vo. 初音ミク

 

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初めて知る 夢にまで見た世界 季節巡り 海を超え 音届け!
鏡の外 触れた指 吐息が2人を包む 始まりの鐘の音が響く

いつからなのか覚えていないけれど キミのことは前から知っていた
優しく囁く歌声が耳から離れなくて
どこか身近に感じていたのに 遠くに思うようになったのは
ボクが大人になってしまったからなのかな

これまでの日々が 彩られていたのは
間違いなくキミとキミの歌う詩があったから
そうやって 色を塗って キャンバスを虹で染めるんだ
今度はボクが筆を振るうよ

初めて知る 夢にまで見た景色 時を巡り 今キミと やっとここまで
走り抜けて 辿り着いた 最果てにて ボクらは歌っているよ いつまでも
芽吹く春も 暮れなずむ夕立も 木枯らしも 真っ白な雪化粧も
いつの日にも 隣には 鏡合わせのキミがいた
共に叫んだ詩よ 響け


どれだけ頑張れど 上手くはいかなくって
どれだけ声を出せど 誰も見向きすらしない
それでも今ボクが ここで歌っているのは
キミがずっと 傍にいてくれたからなんだよ

初めて知る 感情が胸を満たして 想いが今 身体を巡っていく
キミと出会い 共に歌い 共に泣き 笑いあっていた日々を いつまでも

初めて知る 夢にまで見た世界 季節巡り 今キミと やっとここまで
走り抜けて 辿り着いた 最果てにて ボクらは歌っているよ これからも
春夏秋冬 四季折々を超えて また新しい季節が訪れても
いつの日にも 隣には 鏡合わせのキミがいる
共に叫んだ詩よ 響け


虹色に彩られた季節を往こう

作詞作編曲:ぐちり

ギター:シシド

Vo. KAITO

 

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有象無象の声響く世界 期待と愛の無い嘘の世界
いつからか こんな惨状さ もう…楽しいね

ひとつ 種撒いて 水撒いて 育つ 気持ち悪い果実
そいつを奪い合って 殴り合って 伝播する 憎悪 憎悪

滑稽さも 醜く産み増えた人間(ばけもの)も
すべてを愛してあげなくちゃ
貴方の願った未来を見せよう

きらめいて 華やいで 見えた光の残像
影法師に告ぐ 不幸は甘くておいしいかい?
絶望も 失望も どれも嗤ってしまうよ
等しく無意味 すべて私の意の儘に


昔々 誰かが手にした ‘‘欲’’という名の 罪深き感情
甘い甘い蜜の味に 縋って手を伸ばす
それこそが過ちの始まり


嘲って 罵って 何が楽しいっていうんだ
万物平等 一切 価値なんてありはしなかった
ならそんな世界さ 壊してしまえばいいんだ

キミはどう思う?

きらめいて 華やいで 見えた炎(ひかり)の残像
革命者に告ぐ 未来は甘くておいしいかい?
絶望も 失望も どれも嗤ってしまうよ
等しく無意味 すべて私の意の儘に

ひとつ 種撒いて 水撒いて 育つ 気持ち悪い果実
そいつを奪い合って 殴り合って 伝播する 憎悪 憎悪

ふたつ 運命を信じて疑わぬ 命の灯火
そいつを奪い合って 恨み合って 伝播する 憎悪 本能

作詞作編曲:ぐちり

ギター:シシド

Vo. 初音ミク

 

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見たくないものに蓋をして
見ずにいられる世界だったなら
こんなに 遠くまで来れはしなかっただろう

日差しが視界を遮って
明日の道まで見えなくするから
こんなに 辛くて不安なんだよ

陽だまりは もうない

涙跡に乱反射した その光に色など無かった
赤青黄緑…数えたってグラデーション
まるで人生みたいだ

雨音の果て 覗き込んだ 雲間を差す痛みを知らない
積み上げた温度 重ねていこう
きっとまだ ここは終わりじゃないから


繋ぐ手から零れた思い出が
溢れ出して止まらない
あの頃に戻れたら 戻れたなら
同じことを繰り返すのかな

曖昧な記憶を辿って たどり着いた場所が此処だった
かけがえのない光はいつも
形のない 色も 影も残らない 

涙跡が乾ききる頃 それは‘‘いつか’’を越えた朝だった
大人のふりした子どものまま
ただ歩いて 歩いて 歩いていく

明日も 明後日も その向こうへ
この先 道に光無くたって
死ぬまで歩くしかないんだって
それでしか 生き方が わからないまま

身体だけ大人になってしまって
泣き虫のまま 膝抱えてんだ
そうか、いつになっても
手に掴めないものばかり求めてしまっていた

まだ 消えないで

作詞:シシド、ぐちり

作曲:シシド、ぐちり

編曲:シシド、ぐちり

Vo. flower

 

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あぁ、何奴も此奴も馬鹿らしい
何も出来ない 頭悪い 問題外
考え無し 救えない おまけに
その格好 どうしようもないわ

のべつ幕無い説教なら
ここではなく チラ裏にどうぞ
自分ルールを押し付けんなって言ってんだわ

あなたの理論武装 無茶苦茶
涙が出ちゃうな
大事なのは気持ちでしょう?
わからないのかな

"名指しじゃなけりゃいいでしょ" って
"善意を拒むなら悪でしょ" って
放り投げた矢の行く末程度 責任持ってよ

自我の押し付け合い 殴りあって
切り付けあって傷付けあっている
不寛容 不健全 虚偽 詭弁
尊きかな多様性

下らないや いつだって
いがみあって 叫んでは泣いている
野次馬ばかりの抗弁戦争


あぁ、どいつもこいつも嫌らしい
味方面で武器が振りたいだけ
もうどれもこれも見たくないほど
醜く太ったエゴイズム

喧嘩上等 身の程知らずは席をどうぞ
そこに壁建てるの 話す価値無し
あなたの気持ちなんて知らない

そこらでいがみ合い 愛が足りないね
主張を通すことしか見ちゃいない
過干渉 過剰反応
それ、不必要な怒り

だらしない ないものねだって
そのくせ いつだって強がってさ
つまんねえ自尊心ばっかだな


嗚呼 やっぱり人間なんて
どうしようもない奴ばっか
"正しさ" で世界を変えてみろよ


‘‘嫌’’の押し付け合い 嫌いだって
罵りあって 傷付けあっている
不道徳 不品行 罵詈 欺瞞
盲目的主体性

「うるさい」
「お前 ウザったいな」
「黙れ」
「気持ち悪い」

いい加減にしてくれ
当事者不在の抗弁戦争

嫌になるわ

Enough is enough

「いい加減にしてくれよ!」

 

作詞作編曲:ぐちり

ギター:シシド

Vo. 鏡音リン

 

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さ さ さ
さぁ、今晩は あんたの不幸自慢 聞いてほしいんだそうだ
そうかそうか そりゃ『大変な目に遭いました』ってことで
他人事の戯言

興味無い知らない物事(こと) つらつら並べられたってわからんし
正直な感想(こと)言ったとこであんた聞く気ないじゃん
それじゃ無駄な時間

(You turned a deaf ear to my words…)

そう思うことって変ですか?
人として欠けているんですか?
優しく為れって言うんですか?

フザケた意見ね

頭パラッパ野郎を全員なぎ倒してぇ!
どうして?悪者みたいに指さされているんだろう
頭ごなしに否定された慰め 何処へ消えてしまった? 
ただ、ずっと根に持っているだけ
絶対、忘れることはないからね


(You turned a deaf ear to my words…)

いい加減にしてくれないですか?
ひけらかして何が楽しいんですか?
無意味なやり取り好きなんですか?

(Cuz I will pray in my heart…)

もう付き合いきれねえからさ

頭パラッパ野郎を全員なぎ倒してみて
のぞいて見たい気分 何を考えているんだろう
あんたの子供じみた駄々に付き合えだなんて 笑える冗談

…笑えないけど。

頭パラッパ野郎を全員なぎ倒してぇ!
どうして?悪者みたいに指さされているんだろう
頭ごなしに否定された慰め 何処へ消えてしまった? 
ただ、ずっと根に持っているだけ


さ さ さ
さぁ、今晩は あんたの不幸自慢? 聞いてやるもんですか
そうかそうか 『だからどうしたっていうんですか』ってことで
他人事の戯言

…まだいたんですか。
話すことなんてもう無いんですが。

いい加減にしてくれよ!

作詞曲:ぐちり

ギター:シシド

Vo. KAITO

 

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ちょっとしたこと 1つ 思出話をしよう
ほんの少しだけ 胸につかえている そんな話さ

今でも夢に出てきては またそうやってボクを追い詰める 
やめてくれ これ以上  辛そうな顔を見せないでくれ

何も欲しいものなど無いから 何一つ望まないでくれ
愛も恋ももう沢山だから もう…奪い去らないでくれ


ちょっとしたこと 1つ 思出話をしよう
後悔も 過ちも 取り返しのつかない 悪夢に変わる

何も欲しいものなど無いから 何一つ望まないでくれ
愛も恋ももう沢山だから もう…奪い去らないでくれ


ふと目覚めたとき まだ思い出す トラウマとなって蘇る
忘れたいのに忘れられない 呪いのようにぶり返す

眠れないんだよ

作詞曲:ぐちり

ギター:シシド

Vo. 鏡音リン

 

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初夏の残陽と夕立 影法師たちも消え 昏くなる頃合い
他愛も無い別れ際 少年たちは濡れたまま帰路に着いた
ところで僕はどうだ 傘もささず独り呆然と立ち尽くす
違いは無い 僕にとって 帰る場所が此処だった ただ

それだけ

うねる幻想と体温 綿帽子たちも消え 紫陽花が咲いた
予定に無い道草に 高鳴った鼓動 微熱のまま走り出す
決まった道標は無く名前のない場所へ「行方不明だね」

宛もなく辿り着いたのは──────

それはいつかの五月雨 降り止む気配なく 日を跨いだ
空を仰ぐ 曇天模様 涙跡すら洗い流した
心は晴れぬまま

さめざめ 歪んだ頬まで なんだか痛くて 覆い隠した
ぐちゃぐちゃの心模様 整理して 明日は笑えるから


曖昧 感情 明滅 信号 憂鬱 失望 理解など無く
境界 均衡 精神 崩壊 病名:夜響性睡眠時遊行症

混凝土の据えたぺトリコール
街頭に照らされて泣いている
指さす先ピエタにも似ている
彫像は 僕を導いた

それはいつかの五月雨 降り止む気配なく 朝を待った
雲間に消える 満月模様 涙跡を一瞬照らした
未だに晴れぬまま

さめざめ 歪んだ頬まで なんだか痛くて 覆い隠した
泡沫の心 微睡む先で 「明日は笑えるかな」

目を閉じた


それはいつかの思い出 忘れることはなかった
記憶の片隅にこびり付いて 離れない 夏の影


それはいつかの五月雨 降り止む気配なく 日を跨いだ
空を仰ぐ 曇天模様 涙跡すら洗い流した
心は晴れぬまま

さめざめ 歪んだ頬まで なんだか痛くて 覆い隠した
ぐちゃぐちゃの心模様 整理して 明日は笑えるから

笑えるから

作詞曲:ぐちり

ギター:シシド

ブラス:錦

Vo. 結月ゆかり

 

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忍び寄る足音を消した 深夜 イカれた街は眠らない
すました顔で姿を隠す 売人

仮面を剥いだ正体を見せな!罪を償いな! さめざめと泣く表情を見せな
この手錠を埋める腕が早く見たいんだ そこのけそこのけ オレが通る

踊れ BANG! 鳴り響いた銃声 咆哮とサイレン 谺響する
彼奴か?此奴か? 光らす目には誰もが共犯者

アドレナリン止まらぬ逃亡劇 今 その幕は終わりを告げる!
「逃げられると思うなよ」 今日も3番街は目まぐるしく廻る


真夜中 午前2時 丁度 針は指した まだまだ街は眠らない
人気 薄れた 甘い匂い 誘う

勘が冴え渡ったみたいだ

ピストル 構えてロックオン 逃走経路塞いで
令状 こさえたコート 中々似合うだろう?
ドアノブ アンロック状態 路地裏 袋の鼠だ

逃げ場など無い

踊れ WOW! 鳴り響いたサイレン 悲鳴が乱立 耳を刺す 
彼奴は何処行った? 光らす目には誰もいなかった

アドレナリン止まるな もう想定もしていない結末など要らない!
「逃がすもんか こんちくしょう」 今日も3番街は目まぐるしく廻る


右見て右見て左見て あっち向いてホイ 手の鳴る方へ
だるまも転んだその先 ほらもっと先 手の鳴る方へ

まずい HA 見失ってしまった このままじゃ悪がのさばる
彼奴を見つけ出せ! 死んでも連れ出せ! 正義こそ絶対だ

踊れ BANG! 鳴り響いた銃声 咆哮とサイレン 谺響する
彼奴か?此奴か? 光らす目には誰もが共犯者

アドレナリン止まらぬ逃亡劇 今 その幕は終わりを告げる!

日が昇り始めた頃 跡形もなく彼奴は消え去った
逃げられると思うなよ 今日も3番街は目まぐるしく廻る

「幽霊、理解不能!」

 

作詞曲:ぐちり

Vo. 初音ミク、鏡音リン、KAITO

 

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ちょっとした自慢話 「見て見てこれ、心霊写真」
いやいやいや こちとらUFO記念撮影(えっ…本物?)

指差して 粗探し 「これちょっと、合成じゃない?」
いやいやいや だったら撮ってきてやるよ(えっ…本気?)

心霊スポット 怪しいトンネル 真夜中午前二時
懐中電灯 チカチカ点滅 寒気で震えるぜ
くぐり抜けて誰もいない場所でシャッターはいチーズ!
ちょっと待ってなんかいない? 後ろ振り向いてみたら…

ジャッジャーン!

未確認生物 ふわふわ近付いて 透けている
目を凝らしても 擦ってみても
何かよくわかんないの 見えちゃってる…!

未確認生物 ふわふわ近付いて 透けている
そもそもコレ 生きてるんです?
知らんけどなんかずっと追いかけてくる…!

誰か助けてよ 神様 仏様
夢なら覚めて 早く起きて 転んで 眠るよ


おいしい世界で ふわふわ気分だね
おなかいっぱい 食べちゃおっかな

…はっ!ここは!?いったい何処!?
誰か助けて!どこいっちゃった…!?

「えっと、私のお墓の前で泣かないでもらえると…」

ジャッジャーン!

未確認生物 ふわふわ近付いて 透けている
なんで喋れる!? あんた誰です!?
何かよくわかんないの 見えちゃってる…!

未確認生物 ふわふわ近付いて 透けている
「あの、私こういう者です」
知らんけど…いや、知らんけど……!

未確認生物 ふわふわ近付いて 透けている
よく見てみたら 遠くの空に
朝日昇りはじめて 見えちゃってる…!

未確認生物 ふわふわ近付いて 透けている
「久しぶりに遊べてよかった」なんて
切ないこと言わんといて…!

誰か助けてよ 神様 仏様
光になって消えていった あれは幻…?

あぁ、そっか…ぼく、勝ったんだね
また…遊ぼう……!


UMAさんがころんだ…!!

「軌跡を辿る、軌跡を紡ぐ。」

-重ねた指といつかの花嫁-

 

作詞曲:ぐちり

ギター:シシド

Vo. 初音ミク

 

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おはよう まだ寝惚け眼のキミが言う
無愛想な瞳と裏腹 心の奥のパレット
滲む色が溢れ出して 口元を彩ってく
夢現なのは ボクの方かな

覚えているよ 二人 巡り会った日のこと
春夏秋冬 季節がもしも違っていたなら
たらればの話 考えても 仕方無いけど
変わらないよ 今 ふとした瞬間の

指の温もりは

あの場所まで駆けて行こうよ
鐘の音が鳴り響く高台の方まで
キミと過ごした時間が 日々や場所 その全てが
共に歩む 歴史となり 胸に刻まれていく

暗く光った彼方を照らす灯りが
キミという輝石であったらボクは嬉しいんだ
いつの日だって隣で 笑い合えていたらいいな
ボクら 未来をずっと 紡いでいこう


逸る気持ちを抑えて 指差し確認 目を合わせて
二人 手を繋いで 夢を描いて ここまで来たんだ
顔を覆う指 一つ一つ 振り解く程 心が解けてゆく

これが‘‘答え’’だったんだ

あの日見た景色を探しに行こうよ
涙と雨で濡れた写真は仕舞ってさ
書き漏らしてばっかのノートに メモした秘密の気持ちは
幾年経ち 歴史となり 胸を焦がしていく

暗く光ったボクを照らした灯りが
キミという奇跡だなんてちょっと照れくさいかな
いつの日だって隣で 同じ世界を二人で
ボクら 歴史をずっと 紡いでいるよ

三つ数えたら 世界は拡がっていった

ボクらの軌跡を 紡いでいくよ