リビルト品はありません。。。 | ボメックスいさかのひとり言……

リビルト品はありません。。。

と言うことで、

 

ドライブシャフトのオーバーホールを行いました。

 

 

新品の純正ドライブシャフトブーツが廃盤になっている。

 

ということは知っておりました。

 

ですから、社外のドライブシャフトブーツを探して、

 

オーバーホールを行うのであれば、

 

リビルト品を購入した方が安価である。

 

ということから、リビルト品に交換することが多かったですね!

 

 

しかし、リビルト品が廃盤になっているとなると・・・

 

分割式のドライブシャフトブーツを使って、

 

オーバーホールを行うしかないですね。。。

 

 

正直、今まで分割式のドライブシャフトブーツは避けて来ました。

 

やはりドライブシャフトブーツを接着剤で止める。

 

というのは、正直、信用できませんし、

 

スポーツ走行をされる方であれば経験があると思いますが、

 

ドライブシャフトブーツ内の内圧が上がり、

 

ドライブシャフトとバンドの隙間からグリスが漏れる。

 

ということもありますから・・・

 

接着剤がドライブシャフトブーツ内の内圧に耐えられるのか?

 

という疑問はありますよね??

 

 

メーカー純正の一体型のドライブシャフトブーツが廃盤になれば、

 

いずれは何らかの代替品を探さなければなりません。

 

一時期は、ドライブシャフトブーツの製造メーカー様に、

 

ブーツの材質を上げて、

 

弊社オリジナルパーツとして販売することも考えました。

 

しかし、1つの型で全てが補えるということでもなく、

 

車種によっては、4つの金型が必要になります。

 

それだけの費用を投資して、利益が生まれるか??

 

と考えると、金型代すら回収することは難しいでしょうね!

 

さすがに、自分が困っているから・・・

 

というレベルで作れるものではありません。

 

 

と言うことで、モノは試し。

 

分割式のドライブシャフトブーツのメリットは、

 

ドライブシャフトを外すことなく、

 

ドライブシャフトブーツを交換することができる。

 

という部分だと思いますが、

 

では、ドライブシャフトの洗浄はできるのか?

 

 

洗浄後に、ドライブシャフトグリスを

 

しっかりと入れることができるのか??

 

といったら、たぶん難しいと思います。

 

 

この辺は、どこまでグリスを塗り込むか?

 

どこまでエア抜きを行うのか?

 

というのは、作業者によって異なります。

 

 

そもそも、付属のグリスも補充レベルの量ですし、

 

あくまでも、楽して、ドライブシャフトブーツ交換ができる。

 

という風に感じます。

 

 

この“楽して”という表現は語弊があるかも知れませんが、

 

これまでの一体型のドライブシャフトブーツですと、

 

ドライブシャフトを取り外し、

 

ドライブシャフトを分解しなければ、

 

ドライブシャフトブーツを交換することができませんでした。

 

ドライブシャフトを取り外すということは、

 

車種によっても異なりますが、

 

ミッションオイルやデフオイルを抜かなければなりません。

 

ですから、それらのオイル代や作業工賃も必要になります。

 

 

そう考えると、一般の町乗りユースであれば、

 

分割式のドライブシャフトブーツでも良いと思いますし、

 

後は、ドライブシャフトブーツ内の内圧が上がった時に、

 

分割式のドライブシャフトブーツは耐えられるのか??

 

という部分は、私たちが検証すれば良いのかな??

 

というのが、今回、分割式を選んだ理由です。

 

 

とりあえず、モノは試し!

 

今回はドライブシャフトも外れておりますので、

 

分割式のドライブシャフトブーツは、

 

先に接着を行って、放置(乾燥)。

 

ドライブシャフトを分解して、洗浄を兼ねて損傷をチェック。

 

しっかりグリスを押し込んで、エア抜きを行って組み付けました。

 

この作業は、プロの整備士様も、

 

ドライブシャフトを外さなければできない。

 

分割式のドライブシャフトの不具合は、

 

接着を行う際に油分が付着して、接着不良を起こす。

 

これによって、貼り合わせ部分が開いてしまう。

 

とも、おっしゃっておられましたので、

 

本来の使用方法とは大分異なりますが、

 

理想的な組み方、使い方・・・

 

ましてや今回は、

 

純正の一体型のドライブシャフトブーツが廃盤となり、

 

その代わりに分割式を使用するわけですから、

 

私の使用用途という点では、全然OKだと思います。

 

 

しかし・・・

 

相変わらずトラブル続きのAE101レビン。

 

 

グリス、入って無いじゃん。

 

誰か食べちゃったの??

 

とりあえず、焼付きやキズが入る前に開けることができたけど、

 

この状態でスポーツ(走行)をしていたら、

 

焼付を起こして、再起不能になってたよね!

 

とりあえず、このタイミングで開けて良かったです。

 

 

ホントね、、、

 

これ、プロの整備士さんがやっていたらダメだよね!

 

残念ながら整備手帳や整備点検記録簿の無いクルマですので、

 

*ビッグモーター社から購入したクルマではありません。。。

 

“どこの誰が作業を行った”ということは判りませんが、

 

こんな作業をしていたら、

 

お客様は信用してくれなくなりますよね!

 

ホント、残念でなりません。。。

 

 

気を取り直して、

 

これまでよりも100倍以上マシな、

 

ドライブシャフトが組み上がりました!!