その発言は信憑性に欠ける。。。
色々な意味で信頼というモノが崩れていると思います。
政治家の裏金問題もしかし、
そしてスクリーンショットの発言主である“内閣府”。
こちらのブログで登場する“永田町・霞ヶ関界隈”の方々。
そして、ここ数日話題となっている小林製薬社の“紅麹”問題。
こちらの商品は、機能性表示食品としても宣伝されてますよね!
現在、機能性表示食品と呼ばれる商品の他に、
“トクホ”と呼ばれている、
“特定保健用食品”と呼ばれている食品も存在します。
“特定保健用食品”と“機能性表示食品”との違いをご存知でしょうか?
まず特定保健用食品は、
健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められており、
「コレステロールの吸収」などの表示が許可されている食品です。
表示されている効果や安全性については国が審査を行い、
食品ごとに消費者庁長官が許可している食品になります。
次に、機能性表示食品は、
事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。
販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などを、
消費者庁長官へ届け出られたものです。
つまり、小林製薬社が販売していた機能性表示食品は、
特定保健用食品とは異なり、
消費者庁長官の個別の許可を受けたものではない食品。
ということになります。
では、機能性表示食品が悪いのか?
と言えば、悪いというものではありません。
機能性表示食品と特定保健用食品との違いを理解していれば、
意味を間違えることはありませんよね??
とは言え、関心の無い方には、
“どちらも似たようなもの(食品)”
という認識となっているような気がします。
ある意味、紛らわしいと言えば、紛らわしい。
かも知れません。。。
そもそも、機能性表示食品と特定保健用食品は、
なぜ生まれたのか??
と言えば・・・
永田町・霞ヶ関界隈の得策では無いでしょうか?
商品のパッケージに、
「コレステロールを下げる」とか、
「内臓脂肪を下げる」といった、
キャッチコピーを表示することにより、
それらの効能を期待する消費者が購入しやすくなる。
というメリットがあります。
また、機能性表示食品や特定保健用食品という表示を行うことで、
詳しい内容を知らなくても、安心感がわくものですよね!
ですから、
機能性表示食品や特定保健用食品の意味を知らなくても、
消費者は購入する。という流れになっておりますね。
別の視点で考えれば・・・
なぜ機能性表示食品は、消費者庁長官の許可を得て、
特定保健用食品にならなかったのでしょうか??
さらに視点を変えれば・・・
特定保健用食品として認められなかった。
という理由があるのかも知れません。。。
とは言っても、
これらの(表示)許可を出しているのは、消費者庁(長官)。
消費者庁の管轄ですから、
商品のパッケージや商品の説明に嘘が記載されていないか?
消費者が勘違いをしないか??
という部分を管轄する組織なわけで、
実際に、効果があるか、ないか?という点であれば、
厚生労働省管轄になるはずですよね??
つまりは、そもそも表示そのものが可笑しい。
という話になるのではないでしょうか??
まぁ、色々な意味で、日本が狂っていると感じます。
日本のエリート層が集まる内閣府の説明でも、
コミュニティノートが付いてしまう時代。
いずれは、AIが行う時代になるでしょう。
その様な時代になった時に、
誤った発言。
誤った認識は、正しく修正されるのでしょうか?
ある部分で、悪意のあるメディアのように、
AIそのものに悪意のあるプログラムが組み込まれていたら・・・
第二の洗脳装置にも成りかねないような怖さがあると思います。
テレビで言っているから・・・
から、
AIが言っているから・・・
という時代が来てしまうのでしょうか?
色々な意味で、学び続けないといけないような気がします。