たぶん、良いんじゃないのかな??
と言うことで、
フニャフニャ×ペコペコのトランクに、
リアスポイラーを組み付けても、
効果は少なくなってしまいます。
とは言え、レーシングカーのように、
シャーシからウイングステーを立ち上げ・・・
と言うのは、ナンバーつきストリートカーとしては、
実用的ではありませんし、費用もそれなりに掛かります。
と言うことで、今回は当て板を製作して、
フニャフニャ×ペコペコのトランクのパネル(外板)の補強。
それから接地面積を拡大させることによって、
支点に掛かるストレスを分散させる。
という目的を兼ねて製作することに致しました。
トランクパネルの形状は、車種によって様々です。
昭和時代に設計されたクルマであれば、
真っ直ぐ(真っ平ら)というクルマもありますが、
昭和から平成に掛けて設計された車両は、
プレス技術が向上したのでしょうか??
緩やかな曲線、
さらに手が加わった・・・
3次元曲線を採用したデザインも多く見受けられます。
ですから、真っ平らなデザインのクルマであれば、
ホームセンターなどで売られている、
アルミプレートを切り出して・・・
で、当て板を作ることができますが、
それが緩やかな曲線や3次元曲線のデザインとなると、
市販のアルミプレートを切り出して・・・
では、作ることができないと思います。
もちろん“当て板命!”
トランクがひん曲がっても気にしない!!
という方であれば、それはそれで良いと思いますが、
私は、仕上がりは自然の方が好きなので、
ある程度の“シナリ”ができて、
ある程度の“強度がある”素材・・・
えぇ、ウチの本職じゃないですか・・・(笑)
ということで、FRPのプレートを製作して、
当て板を作ることにしました。
まずは、フニャフニャ×ペコペコのトランクパネル。
リアスポイラーを固定するためのボルト穴を開けましたが、
パッっと見た感じでも、1mmの厚さはありませんね!
昨日のブログでもアップ致しましたが・・・
トランクの裏側には、(裏)骨が入っておりますが、
トランク表面のパネルには溶接されておりませんので、
あくまでも、追突事故等の外部からの衝撃を吸収する目的。
それから強度が必要となるヒンジ部分とロック部の補強。
ということがメインであることが判りますね!
とりあえずウイングを仮組みし、ボルトの固定位置が割り出せた。
と言うことで、パネルを切り出してみました。
極力、トランクの加工は無加工で・・・
↓こんな感じでは如何でしょうか??
基本的には、ウイングを固定するボルト&ナットで固定。
後は、実際に走行してみて・・・
トランクパネルの歪が気になるようであれば、
切り出したパネルをトランクの裏側に貼り付け。。。
最近は、とても良い両面テープもありますし、
コーキング剤を接着剤代わりに使うのも良いような気がします。
たぶん・・・
接着するんだから、強力な接着剤で!!
をやってしまったら、
たぶんトランクが変形してしまうような気がします。
ですから、何となく着いてますレベルが良いような気がします。
ちなみに今回は、約2mmパネルを作ってみました。
もちろんフニャフニャ×ペコペコのトランクパネルよりも厚いです。
(市販のエアロパーツよりも少し分厚いです)
トランクパネルに完全密着はしておりませんが、
仮組みの段階で、当て板の無い状態よりも遥かに良い!!
ということは判りました!
たぶん、コイツがトランクパネルに完全密着すれば・・・
もっと良くなるような気がします。
と言うことで、明日は試走してみましょうかね??