起業をすることは、勇気と決断力が必要であること・・・
先日、ある方から起業のご相談をされました。
正直、会社を興すことは大したことではありません。
とは言え、会社を維持、存続させることは簡単なものではありません。
起業することには、大きな夢もあるかと思います。
先(将来)を見据えることは大切なことだと思いますが、
先を見過ぎてしまうと、
自分自身の足元が見えなくなってしまうこともあります。
時には、家族や友人を失ってしまうこともあります。
だからこそ、もう一度自分自身を見直して欲しいと思います。
私は基本的にNOマンですから・・・。
本来であれば、YESマンとして応援するのが良いかと思いますが、
彼の希望を後押ししても、私には責任を取ることができませんから・・・。
ですから、ノリで軽はずみな言動は行いたくない。
たぶん、それが私がNOマンである1番の理由だと思います。
逆に、私にNOと言われて立ち止まってしまうのであれば、
それだけの気持ちってことだと思いますし、
私にNOと言われても、自分自身の決断に左右されない方は、
そのまま突き進んでいきます。
逆に、そういう人こそ自分自身の決断に自信がある方ですし、
それなりに結果を出されている方も多いですし・・・
逆に、私にNOと言われてしまったから、
YESマンを探して旅立たれて行かれた方は、
残念ながら借金をこさえて居なくなってしまった方が多いですね。
言葉で人の後押しをすることは簡単です。
でも大切なことは、後押しされることよりも本人の決断。
最終的には、本人が自身の力で道を切り開かなくてはならないと思いますし、
逆にそれができなければ、周りに飲み込まれて終わってしまう。
私は、そう思うんですよね。
私自身が大切な人だと思うからNOと言いたい。
それでも突き進んでいく人は、たぶん応援すると思う。
私はそんなスタンスなんですよね。
こちらのブログをお読みになられている方の中には、
「いつか自分も起業して、経営者になってやる」
という方もいらっしゃることと思います。
かたちだけの経営者になることは簡単です。
そこから何年、経営者として会社を存続させることができるか?
という部分が大切なことだと思います。
経営者だから偉いというわけではありません。
社長と呼ばれる陰には、
経営(最高)責任者という重みが圧し掛かってきます。
事業の内容によっては、対人関係にも大きく影響します。
特に友人という関係の方たちとは、
これまでと同じようにお付き合いが出来なくなってしまうこともあります。
心の中で「友人だから・・・」という気持ちが、
関係を悪化させてしまうことも良くある話です。
お互いが「友人だから・・・」、
立場が変わってしまえば、
お互いにとっての「友人だから・・・」という考え方が変わってしまいます。
時には友人が、お客様になることもあるでしょう。。。
正直、私自身も何度も辛い思いをして来ました。
どこかで、お互いに「甘え」というものもあったと思います。
それらも含めて、大きな決断をしなければならないのかな?
と思います。
自分自身の道は、自分自身が先頭に立って切り開いて行くもの。
誰かが進むべきレールを引いてくれるものでは無いということ。
人に頼ること、また頼れる相手がいることは財産だと思います。
しかしその財産が永遠に続く保証は無いということ。
これだけは忘れないで欲しいな。。。