いや~、暑い!暑いですね・・・。
と言うことで、
本日は35万キロレビンが旅立って行きました。
最後の光軸調整と試走。。。
1日で最も気温が高くなる午後2時から3時の間でも、
水温計が壊れてしまったのかな?
と、疑いたくなるほど、理想的な水温を表示しておりました。
↑こちらは信号待ちで停車した際に撮影したものです。
クルマが走り始めると、80℃近くまで下がります。
ダラダラ的な渋滞では、94℃近くまで水温は上がりますが、
渋滞を抜けると、針は下がって行きますね。
もちろん純正メーターの水温計の針も、
真ん中よりやや下目の安定の定位置でピタッと止まっております。
正直、ファンモーターのトラブルは初めてでしたが、
やはり壊れる時は、壊れるものなんですね。
1つ勉強になりました。
さて、本日はもう1人のS君のAE111レビン・リフレッシュ計画の調べ事。
今回は、電装パーツをリビルト品に交換する予定ですが、
どこまで部品を交換する??
ということで、S君と打ち合わせを行っておりました。
ご存知の様に、エアコンコンプレッサーやオルタネーターは、
ベルトを介して作動させております。
実際にベルトの消耗具合や熱害による硬化やひび割れは??
という部分もありますし、
意外と忘れがちではないのかな?
と言うのが、テンショナープーリーの様な気がします。
エアコンコンプレッサーやオルタネーターはリビルト品はありますが、
テンショナープーリーは、基本的に純正パーツになりますので、
同じ部品番号のパーツが後継モデル等に採用されていれば、
それほど焦ることは無いと思いますが、
そうで無ければ、いつ廃盤になっても可笑しくはありませんよね??
AE111レビン&トレノの場合は、
上の画像のオルタネーターブラケット付近に組付けるプーリーと、
エアコンコンプレッサーブラケット付近に装着する2つのテンショナープーリーが存在します。
ベルトの張り(テンション)を調整するものですが、
基本的には、中心点を軸に回転するものでもあります。
それぞれのベルトが正しく回転していなければ、
オルタネーターも、エアコンコンデンサーもキッチリ仕事をしてくれません。
経年劣化によって、軸にブレが生じればベルトは偏摩耗致します。
ベルトに関しては、何山(溝)の何センチというものですので、
純正ベルトが廃盤になっていても、同一サイズのモノであれば使用できます。
しかし、テンショナープーリーは使い回しが出来ない場合の方が多いので、
新品パーツが入手できるタイミングで交換した方が良さそうな気がします。
とは言え、部品を調べてみると、結構良い金額するんですね!
オルタネーターブラケットに装着するアイドラープーリで税別9800円。
エアコンコンプレッサーブラケットに装着するプーリーで税別5200円でした。
これにファンベルトとクーラーベルトを加えるとプラス税別6090円。
錆びたボルトやナット類を新品にすると、プラス2000円、3000円になります。
一体どこまで部品を交換すべきか??
正直、予算との問題もありますので難しい部分もありますが、
今回は長い目で考え、このタイミングで全て交換することになりました。
もちろん高回転を多用するレースカーなどは、
プーリーを分解して、焼き付き防止の処理を施します。
電装パーツやベルトは、
色々な意味で消耗品というイメージが寝付いておりますが、
意外とテンショナープーリーを気にされている方は、
少ないのでは無いでしょうか??
ホント、地味なパーツではありますが、
実は意外と侮れないパーツだと思います。
それにしても、良い金額しますよね。
先日の電動ファンモーターの時もそうでしたが、
「これ、こんな値段するの??」
というのが、口癖になっております。
ちなみに今回壊れてしまったブロアーコンデンサーモーターが税別1万円。
冷却用電動ファンモーター(AT用)が税別2万1900円でした。
どちらのモーターもDENSO製でした。
社外の薄型電動ファンが買えてしまう金額ではありますが、
やはりDENSO製のモーターという部分は心引かれるものがあります。
S君の35万キロレビンは、平成11年式ですから製造から約19年。
走行距離は、35万キロを超えて故障してしまいましたから、
約35万キロ。
これまでノントラブルで回り続けて来たわけですから、
やっぱり耐久性はあると言って良いかと思います。
今回は、たまたま偶然だったのか?
電装系のトラブルが一気に来ましたね。
今回は4つのリレーを交換致しましたが、
リレーのお値段も1つ2000円後半の金額でした。
とりあえず色々な意味で、安心して乗れるクルマになりました。
今頃は、ニコニコしながらレビンを運転している頃かな?
私の肩の荷も1つ下りました。。。