温めるのか?冷やすのか?
削るのか?
溶かすのか??
こんばんは!
ガレージのあるさいたま市は、
すっかり陽が落ちて肌寒くなって来ました。。。
昨日は、通常業務が終わってから、
アンダーコート剥がしをちょこっと・・・。
昔から、どの様にアンダーコートを剥がして行くのか?
温めて剥がす。
という方もいらっしゃれば、
冷やして剥がす。
という方もいらっしゃいます。
私的には、冷やした方が剥がしやすい様な気がします。
この時期のこんな感じで冷えたタイミング・・・。
アンダーコート剥がしを行うのであれば、ちょうど良い感じですね!
ちょこっと作業を行うつもりが、結果的に・・・
頑張ってしまいました。
後はアンダーコートを剥がし終えた後のノリ分の処理。
削るのか?
溶かすのか??
それも、2通りの方法があると思いますが・・・
私的には、行けるところまで削って、
最後は溶かすのが良い様な気がします。
もちろん刃物の扱いに自信が無い方は、
凄く凄く手間は掛かりますが、素直に溶かした方が良いと思います。
普通は↑こんな感じでスクレーパーは持ちませんよね?
刃の損傷具合を見ながらチマチマとノリ分だけを削り取って行きます。
もちろん平面部分であれば攻めて行けますが、
無理に曲線部分を攻めて行くと・・・
「うわ~」な感じになってしまいますよね・・・。
O君からアンダーコート剥がしをやっているという話を伺って、
「お願いだから、そのままで良いから作業止めておいて・・・」
と伝えたわけですが・・・
やっぱり、この様になってしまいますよね。。。
作業としてはアンダーコート剥がしですから、
アンダーコートを剥がせば100点。
ですが、その先のペイントということを考えると、
面倒な作業が増えてしまった・・・。
そんな感じになってしまいますよね。
キズは入ってしまっても、
その上から遮熱材を貼り込むのであれば見えなくなりますが、
まぁ、世の中そんなに都合良く進むものではありませんし・・・
うん・・・
私の心は、おーい!的な感じではありますが、
さて、このキズをどの様に埋めて行けば良いのか?
作業を行いながら考えて行くことにします。
ちなみに、アンダーコート剥がしで使用している「タガネ」は・・・
アンダーコート剥がし用に先端部分を加工しております。
やはり市販品をそのまま使えば、キズが入ってしまいます。
こちらの方は、弊社のノウハウと言うことで、
こちらの解説だけにさせて下さい。
さて、本日は予定通りガラス外しが行われました。
今回はフルスポットを打つわけではありませんので↑こんな感じです。
最終的には削り粉が出て来ますので、
養生をしやすい様に配線をまとめておきます。
室内部分のペイントも、このまま養生をすればガンは入るかな?
現状では、ざっくりの作業ですので、
進行が早い様に思われてしまうかも知れませんが、
ここから先は、ちまーい作業の積み重ねになります。
O君の予算の範囲内で・・・
私的には残業&休日出勤は全然OKではありますが、
いわゆる外注費だけは極限まで抑えて行く方向で・・・。
余計な外注費が掛からないよう、ちまちま作業を行っていきます。
それにしても毎回この手の作業を行って感じることなんですが・・・
全然関係の無い所にボテッっと垂れたシーラー。。。
これって、何か意味があるのでしょうか?
とりあえず垂れてしまったから伸ばしてみた。
的なものなのか??
それとも「オレがやったぜ!」的な、
作業をされた方の足跡の様なものなのか?
一般的な市販車にお乗りの方は、
当然カーペットで見えない部分ではありますが・・・
毎回気になっている所なんですよね。
正直、見た目の良いモノでは無いと思いますので、
このボテッっとしたシーラーは全て削り落としてしまいますが・・・。
良く、工場作業員募集的な広告を目にする機会もありますので、
機会があれば、作業員として潜入してみたいと企んでおりますが。。。
ぶっちゃけ、作業をする側からすれば手間の掛かる作業。
でも、普通はカーペットを剥がして、
シーラー削りなんてやりませんよね?(笑)
ということで、ここから先は、ちまちま作業に突入します。
やってもやっても終わらない・・・。
毎回途方に暮れてしまう作業ではありますが、
まだピッチングコートや塗膜の全剥がしでは無い分、気は楽のような。
こればかりは、やってみなければ判りませんね!(笑)
と言うことで、ざっくりですが大きく前進いたしました。
本日も1日、お疲れさまでした!!