かなり残念。。。
これからトヨタ関係のチームの方が来られるので、
到着までの合間を見て・・・
明日組付け予定のスポイラーの仮合わせを行ってます。
横幅1700mm近い大きなスポイラーですが・・・
ボディとの組み付けはM6ボルト2本。
両側でM6ボルト4本でした。
もう一度台座の取り付け部を確認しましたが、
片側M6ボルト2本・・・。
左右合計で4本でした・・・。
今回、取り付け台座が壊れてしまったのと言うことで、
新品の台座をお持ちになられましたが。
間違いなくM6ボルト2本。
左右合計で4本でした。
壊れた台座を見ると・・・
台座の1部が、ボルト周辺から引き千切れておりました。
1700mm近い大きな羽ですから、
そりゃ力が掛かりますわね。
それをM6ボルトで片側2本。
左右合計4本で受け止めるというのは・・・。
それ以前に、スポイラー本体はカーボン。
しかし台座はFRP。
これって、物理的に考えても逆の方が良いと思います。
いや・・・
そもそもこの組み合わせを見て、
たった4本のボルトで止めることに無理がある。
という判断をしないと・・・。
説明書には、この様に書いてあるから・・・
それも一理あると思います。
ですから誰も責めることはできません。
もちろん同じ組み方をすれば、
同じ部分に亀裂が入ることでしょう。
と言うことで、組付け個所を追加します。
形状的に面接触にはなっておりますが、
理論的に力の掛かる支点がずれているように思われます。
スポイラー全体のデザインありきなのは重々解りますし、
正直、面倒な部分に穴あけを行わなくてはなりません。
取り付け台座が“袋モノ”ですので、
台座の中にボルトの受けを入れなくてはなりませんが、
一応、エアロ屋さんということで、
ウチの製品に使用している部品がありますのでね・・・。
ここ最近、色々なクルマを目にする機会が多かったので、
何とも思わなくなってしまいました。