無限RRメンテ2日目・・・。
本庄サーキットのデモンストレーション走行&同乗走行を行い、
純正装着されているブレーキパッドが・・・
炭化してしまったことは昨日のブログでもお伝えした通りです。
↑こちらが炭化してしまった無限製のブレーキパッド・・・
炭化して、摩材部分に奥まで割れ目ができてます。
無限RRの1つの売り文句は、筑波サーキットコース2000でテストを行い、
ストリートFF最速を狙ったコンプリートカー。
というのが開発コンセプトだったと思いますが・・・
無限の製品って、ボクの中では安心してオススメできるパーツだと思ってますし、
無限の技術力も世界トップクラスの技術を持っていると思ってます。
そんな無限さんが力を注いでサーキットテストを繰り返し完成させたRRですから、
ボク的には100%の信頼はしてはおりませんが、
正直95%位は、サーキットを舞台に開発されたクルマとしての認識はありました。
まぁ、ボクの中での100%という数字は、
実際にボクが手掛けたクルマで、
ボクがテストを行って完成したものが100%ですので、
95%信頼できるというのは、ほぼ100%に近い数字ではあります。
ですから、今回のサーキット走行でブレーキパッドが炭化して、
純正ブレーキパッド以下の危険なパッドになってしまったのは残念です。
昨日のメンテナンスでは、とりあえずブレーキパッドの表面をペーパー掛けしましたが、
やはり炭化してしまったブレーキパッドでは、いつ摩材が剥がれるか解かりません。
しかもRRのブレーキローターにはスリットが入っていますので、
炭化してもろくはなっているけど、カチンコチンの摩材。
その摩材をスリットがボロボロに削り落して行くのか?
それともカチンコチンの摩材が、ブレーキローターを更に攻撃してしまうのか?
いずれにしても、この状態では悪い方向に向かってしまうだけで、
プラスになる要素が1つも無い・・・。
と言うことで、急遽ブレーキパッドを手配して交換を行うことにしました。
はい・・・。
昨日手配して、今日のお昼前には到着しました♪♪
今回は、あくまでも応急用・・・。
とりあえず純正と同等。欲を言えばそれ以上の性能で、
価格も純正ブレーキパッドよりも安ければ文句無し!!
と言うことで、アクレさんのスーパーファイターを装着することにしました。
ちなみにフロントのブレンボキャリパー対応用が税込8400円。
リアのシングルポッド用が税込6300円。
純正のブレーキパッドのお値段は解かりませんが、
この値段だったら高いとも思わないでしょう(笑)
それに腐ってもブレンボの・・・
対向4POTキャリパーですから、
応急用として考えれば何でもOKじゃないですか??
と言うことで、さっそくブレーキの慣らしを兼ねて走って来ましたが・・・
ブレーキの効きも、ペダルのタッチ感も悪く無いですよ♪♪
むしろ元々着いていた無限さんのブレーキよりもフィーリングは良いかも(笑)
これに関しては、個人差があると思いますので好みは分かれると思いますが・・・。
無限さんのパッドは、初期制動が高くてガッチリとした剛性感があります。
逆に今回交換したスーパーファイターは、
ブレーキペダルを踏む踏力に合わせてガッチリ効く。と言った感じです。
むしろ雨の日の走行なんかはスーパーファイターの方が安全かも知れませんね。
まぁ、無限ファンの方やRRファンの方からすれば、無限パーツを外すな!!
なんて思われる方もいらっしゃると思いますが、
既に↓こちらの無限RRボメックスVer.は、
無限コンプリートカーとしての領域を完全に超えてしまってますからね。
それから1つ勘違いしないで頂きたいのは、
今回のブレーキパッドの炭化に関しては、
無限さんのブレーキパッドが悪い。のではなく、
無限さんが想定したブレーキの温度域を超えてしまったからなんです。
無限さんの想定温度域。
実際に装着されているブレーキパッドの摩材の
対応温度域が明確ではありませんし、
ある部分で、筑波サーキットで開発テストを行った。
という一文で、過大評価をしていただけのことなんです。