年が明けました。2013年。

去年もそうでしたが、今年のモットーも「全力で走れ」です。
フジファブリックのSugar!!のサビの歌詞です。

いつ死んでも後悔しないように生きます、おおげさじゃなく。


さて、もうちょっと細かいところでのモットーは「穏やかに」でいこうと思います。
最近なんでもかんでもかっかかっかとイライラしていました。
何でも文句を言ってしまう。

これは、やっぱり後味悪いですし、周りからの見た目もあんまよくないと思います。

だから、穏やかに、でもしっかりやることはやっていきますよ。



で、ですね。

最近めちゃくちゃハマってしまったのがユニコーンなんです。

こんなおっさんになりたいなー欲が増してきました。





去年発売された「Feel So Moon」を最近You Tubeで知りました。

なにこれ、めっちゃかっこいい。

阿部さんが作曲したみたいですが、宇宙兄弟の主題歌ということもあって、実に宇宙っぽい感じが出ています。

まずイントロの単純だけど力強いリフ。低音も効いていて一気にテンションが上がります。

そしてAメロ。わぁーで始まるのもインパクト大。
でコード進行のA→C#→F#mの後のF!
これがとても良い。普通でない。1回目はFで2フレーズ分我慢してAに戻る。捻ってるなー。

Bメロの「知らないことだらけ~謎だらけ~」の転調フレーズ。
F→Dm→Bでベース音を降下させていくのだが、ここからストリングスが加わりめちゃくちゃ壮大な感じが出ている。サビ前で高ぶらせるなぁ。

サビはすばらしい日々のAメロと似てるが、後半のこれまた下降系コードがとても浮遊感が出ている。複雑なことはしていないけど、コード進行と言いめちゃくちゃ考えられているんだろうなー。ストリングス良い仕事する。


この疾走感良いわ~。
この間、職場で応対研修というのを受けました。

要は、第一印象などが人の印象をもっとも決める、だから来庁舎への応対は第一印象を大事にしなさい、てな感じのもの。


こういう研修は何回も受けました。
第一印象は大事だなーって思いましたよ。有名な(?)メラビアンの法則の円グラフも登場しました。


人は相手の印象の良し悪しを「表情などの視覚情報」が55%、「話し方などの聴覚情報」が38%、「話の内容など」が7%で判断するというもの。






僕はずーっと本当かよー的な感じで聞いていたのですが(結局印象なんて最終的には内容でしょ、第一印象良くても内容悪かったらだめじゃんって感じで)、この前この話で後輩と議論したので気になってネットで調べました。


なんでもっと早くこのことを調べなかったのか・・・


メラビアンの法則として語られていることは、セミナー講師などが勝手に解釈を拡大した大嘘だったのです。


まず、メラビアンの法則とはなんなのか。


これは、メラビアンという人が「好意」「反感」「中立」の3タイプの言葉を、「好意」「反感」「中立」の3タイプの口調で、「好意」「反感」「中立」の3タイプの表情で伝えた場合、見た人は実際にどの情報を頼りに「好意」「反感」「中立」を判断するのか、という実験の結果みたいです。

つまり、怒った顔で、優しい口調で、サンキューと言った場合、人は相手が実際どういう感情を抱いていると受け取るのかを調べた実験です。



表情は顔写真で、口調と言葉はテープに吹き込んで実験したそうです。


つまり、ものすごーく限定された状況で相手がどう解釈するかを調べた実験で、第一印象がどうこうというものでは決してないということです。


わームカムカする。


偉そうに研修で語っていた講師に質問してやりたかった。
「メラビアンの実験の内容をご存じですか」と。

ネットで検索したらこんなにヒットするのに、それでもなお力説する講師がいるなんて、それこそ都市伝説ですが。早くその講師たちに教えてあげたいとさえ思います。



話の内容が7%しか影響されないなら、なんとでも話を持って行けそうですしね。

むしろそれを信じた人の説明を聞いて、見た目と話し方が良くても内容がだめなら余計嫌悪感を感じそうです。



この気持ちを誰かにぶつけたくて、とりあえずブログに載せました。
さて、日付も変わったのでフジファブリックのライブについて。


いや、良かったよ。本当に行ってよかった。
そして、志村さんがいないライブは寂しいと改めて思ってしまった。


今のフジファブリックは確かにかっこよい。


今日のライブなんか最高だった。


総くんは歌うまいしギターもうまい。
志村さんより全然うまい。

かとをさんも今日はすごく楽しそうだった。
去年のライブは総くんと大ちゃんが引っ張ってて、かとをさんもっと頑張れって思ったけど、今日はしっかりしてました。最後前にも出てきたし。

大ちゃんはやっぱりムードメーカー的な感じだった。
コーラスも良い。


でも、僕にとっては別のバンドなんだよな。

正直志村時代の曲やったらめちゃテンションあがったけど、今の新曲はあまりテンション上がんなかった。


モノノケも記念写真もB.O.I.Pも星降る夜にも銀河もかっこ良すぎる。

蒼い鳥やってくれた時はめっちゃ嬉しかったし、ドラムのリズムだけがひたすら流れた中でSurfer Kingやると確信できたときは、そして実際あのギターのリフが始まったときは鳥肌たった。


そして何といってもアンコールの最後にSugar!!

新生フジファブリックになってからクロニクルの曲は1回もやってない。
けどそろそろやってほしいなーと思っていた。

僕はSugar!!がものすごく好きである。
2009年当時あまりフジファブリックに詳しくなくて、初めてフジファブリックが生で見れると楽しみだったRADIO CRAZY直前でまさかの志村さん急逝。

ライブは映像のみだったが、最後に流れたSugar!!がすごく印象的だった。

それがとても印象に残って、ずーっとこの3年間聞き続けてきた。

今日のライブで割と志村時代の曲やってたので、ひょっとして・・・的な期待はしていた。




総くんがジャズマスターを持ったとき、どきっとした。

あれはたぶん半音下げ用だ。2009年のRock in Japanの映像で見たことがあるギターだった。
そう、2009年誰もいないRADIO CRAZYの映像で見た、あのSugar!!の時に総くんが弾いていたギターだ。
最後はおそらくECHOなんだろうなーと思っていた僕は興奮した。
ECHOやるならあのギターではないはずだ。


その瞬間僕は確信した。
これは来ると。




そして、「フジファブリックでした、ありがとうございました」のあいさつ。
「また近いうちに来ます、新曲もいっぱい作ります」と総くんが決意表明。


そしてカウントの後何度も聞いたあのキーボのイントロ。





これはうれしかった。

そして、やっぱり志村さんを思い出してしまった。



やっぱり僕が好きなのは志村さんのフジファブリックだと気が付いてしまった。


バンドの音はフジファブリックそのものだ。
今の新曲も、志村さんが歌っていたらおそらくフジファブリックそのものだ。


でもフジファブリックでない。

なぜか。


あきらかにうまい総くんの歌よりも、志村さんのへたくそな歌の方が本物なのだ。


なんでなんだろう。たぶん先に逝ってしまった志村さんが神格化されてしまったのだろう。

死んだ人にはかなわない。



僕は前のフジファブリックの方が好きだ。
これは仕方がない。どうしようもない。


でも。


今のフジファブリックも好きだ。
メンバーがちゃんと頑張っている。
志村さんがいなくても、3人でバンドを続けている。


僕はこれからもこの新生フジファブリックを応援していく。





てな感じです。今日のライブはパワーをもらいました。


そして、boboネタめちゃくちゃおもしろかった(笑)
ネットで検索したら本当に出てくるし。
はあ、ブログ書くの面倒になって、ほったらかしていつの間にやら2~3か月。

すっかり時がたってしまって、いつの間にやら季節は冬です。


寒い。



さて、さぼっていた間にいろいろありました。


まず、11月に引っ越しをしました。

ものすごく職場に近くなった。しかも駅近。
最寄駅まで歩いて3分。画期的だ。職場までトータル30分かからないくらいです。
6時半に出ても7時に着く。
最近時間がもったいなくてもったいなくて、今までより朝ゆっくりできるようになったんだけど、長く寝るために1人暮らしをし始めたわけではないので、朝早く職場に行って新聞読んでます。
新聞家でとると金かかるし、廃品回収面倒だし一石二鳥。しかも健康的。一石三鳥か。


一人暮らしをし始めた理由は、社会人3年目にもなって、いつまでも実家でぬくぬくと過ごしているのが怖くなってきたからです。あと何か環境を変えたかった。一度リセットです。


前から体を鍛えようと思ってたけど、これもだんだん始めています。
走ったり筋トレしたり。
ぼちぼちゴルフの打ちっぱなしにも通おうと思います。
気の向くまま走ったり、2キロ思いっきり走ったり。体力つけます。
目標は来年の神戸マラソン出場です。


あと、学生の時以来料理をするようになりました。
まあまだパスタとかカレーとか簡単なものしかやってないけど。
てか、仕事帰りに手の込んだ料理するのはきつい。
でも案外パスタ作れるもんです。自分で作った料理にビール飲みながらって結構よかです。


本を読むペースはちょっと落ちました。
電車に乗る時間が減ったから仕方ないけど。その分資格とかの勉強でもしようかな。





とまあ、こんな感じです。
今の若い自分は今しかないんだなーと、そんなことを思っているとすごくもったいなくて、何か自分を変えたいと思うようになってきたのです。

実家にいても何かを変えていくことはできたんですけど、やっぱり環境を変えるととっつきやすいかなと思いまして。


そう、全力で走るしかないのです。

今別に彼女とか奥さんとかがいるわけでもないし、お金は全部自分のために使うことができる。
ひょっとしたら、このまま結婚することもないのかもしれないけど、やっぱり今しかできないこと、この自由な間にしておくべきことがあるような気がしていたのです。


そのうちもっとでかいことしてやりますよ。




そして、今日選挙に行ってきました。期日前投票です。

正直、今の政治家はだめですが、国民はもっとだめです。現実を見ていない。

まず政治家。


彼らは常に次の選挙のことを考えています。
それは、彼らにとって国会議員とは自分の職業の一種だからです。
だから多少政策は違っても、通りやすそうな政党と手を結ぶ。
そして人気が落ちてきたら離党する。
やりたいこと、通したいことではなく、政党つまり会社の一従業員として選挙をしているような気がするのです。

そして、ライバルに勝つためには相手の批判をすることしか手段がありません。

民主党のあれがだめだ、自民党のこれがだめだ。

本当にこりないですね。
特に安倍さん、あなたは政権を批判する権利があるのですか?
無責任に政権を投げ出しといて。



そして国民はもっとひどい。

まず選挙に行かない。
誰になったって一緒だから、よくわからない、などなど。
選挙もしないのに批判はする。
野田がだめだ、民主党はだめだ。
まず選挙もしていないやつに政権を批判する権利はない。

そして、何か一つ失敗したらすぐに批判する。

そりゃ怒らないのはだめだと思う。
でも失敗に対してひとつひとつ批判するから、政治家たちは失敗を恐れて思い切った政策をしなくなるし守りに入る。野党は相手のあら捜しばっかりして建設的な議論をしようとしない。
挙句の果てには未来の党とかいうわけわからん党が出てきて、民主党が掲げてできなかった良いとこどりのマニフェストを掲げて選挙に勝とうとする。


たぶん国民は自分たちの痛みなしに全てを良くしてくれる政党が現れるのを待っているんだろう。そんなの幻想を見ているだけだ。
そんなのできっこないのに。

すぐにみんながハッピーになるなんてことはないだろう。そんな最適解があったらとっくにどっかの誰かが実行している。そんなのないんです。痛みながらも構造を変えるしかないんです。



とりあえず次の選挙のことを考えずにがんがん行く政党が政権を担うべきです。
まあ、次の選挙で負けて政権が交代したら政策は一からやり直しで、結局逆戻り、その悪循環に国民が早く気付くべきなんですけど。


と、つらつらと政治に詳しくない僕が語らせていただきました。


実は今日一番書きたかったことは、ほかでもないフジファブリックのライブだったんですけどね。


まあ、そのうち書くとしましょう。
今日は久々なので疲れました。では、この辺で。
伊坂幸太郎のアヒルと鴨のコインロッカー。

だいぶ前に読んで、映画版も見たんだけど、もう一度読み返した。



伊坂幸太郎の中でも1位を争うほど好きだ、この本は。


椎名パートの現在と、琴美パートの過去とが交互に語られていき、最終的にはうまく伏線が回収されていく。とても話がうまく練られている。

一番は現在の河崎と過去の河崎のトリックなんだけど、それ以外にも神様を閉じ込める話だとか、シャローンとマーロンの猫の話だとか、クロシバの話だとか、裏口から悲劇は起こるだとか、鳥葬の話だとか、もう全てが意味のあることのように思えてたまらない。


結局この話は、河崎、琴美、ドルジの3人が主役の話であり、椎名は途中参加した脇役に過ぎない。そして最終的には3人とも死んでしまうような描き方になっているわけで、決してハッピーエンドではない(椎名が麗子さんのペットショップに行ったときに会ったアルバイト店員が琴美だったら良かったとどれだけ期待したことか)のだけれど、生まれ変わりを信じるドルジの、ブータン人の宗教観が効いていて深刻に重く悲しい物語でもない。
またそれはこの話がとてもテンポよく軽快に語られているせいかもしれない。

琴美が死んで、河崎もドルジも絶望的になったはずなのに、そこは淡々と語られている。

ドルジが一人になって椎名と会った後も、過去を思い出しては深く悲しむこともなく、むしろ懐かしい思い出として微笑んでいる感じがある。その軽さが、ドルジが「俺はよくわからなくなったんだ。琴美も河崎もいなくなって、すごく悲しかった。死んでも、生まれ変わるだけだから、悲しくないはずなんだけど」と言ったことを余計に切なくさせている。


そして、動物園での写真撮影の場面が個人的にはピークだ。

一番楽しかった、幸せだった時間は実はあの時だったんだ、あの時はそんなこと気が付かなかったけど、後々見返してみるとあの時が一番楽しかった、というのがまざまざと見せつけられたようで切ない。

ドルジがとにかくすごく良いやつで、そのドルジが江尻を殺そうとして、最終的に鳥葬しようとした(鳥葬ではないのだけれど)のもなんだかとっても切ない。


最後の、神様を閉じ込める行為がまたとてもよくて、ここまでバッドエンドな物語をとても暖かいものにしている。



とにかく、このアヒルと鴨のコインロッカーは大好きだ。


何度でも読み返してしまう、とてもとても切ない本です。