預かりモノの出猩々に2か所の回し接ぎを仕掛ける | 盆バカひこさんのとことん盆栽道楽

預かりモノの山モミジの出猩々です。

 

赤い葉が魅力の人気樹種ですね。

 

ちなみに猩々とはおサルさんのことです。

 

おサルのお尻が赤いからなんでしょうね。

 

私はコチラが正面だと思いますが・・・

 

コッチを正面にして作ってきた様子があります。

 

でも、感覚的にそれは無理です。

 

だから、コレを預かって・・・

 

この2か所に回し接ぎを仕掛けてあげることになったんです。

 

ついでに頭も追い込めば、黄色い丸あたりに「芯」の芽も持つハズです。

 

位置は決まっていたので、そのままドリルで4ミリの穴を通し・・・

 

確認の針金を刺してみました。

 

問題ないので・・・

 

左右から回した枝を通しました。

 

枝に柔軟性があるので、素直に通りました。

 

ほぼ予定どおりの位置です。

 

で、これはやじま園で見せてもらった技術ですが、穴の隙間を楊枝で埋めました。

 

インもアウトも同じように詰め物をします。

 

このメリットは、これで枝が固定できることと、インアウトとも方向をコントロールできることが挙げられます。

 

で、さらに頭を予定どおりに追い込みました。

 

最後にカットパスターペーストで穴を埋めて完了です。

 

まだ5年は楽にかかると思いますが、盆栽なんてそんなものですからね。

 

 ↓この下の写真が盆栽ポチボタンです

 

にほんブログ村 花・園芸ブログ 盆栽へ