![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/d1/a2/j/o0640048014528093973.jpg?caw=800)
この発泡トレーに入っているのは、今年2016年実生の山モミジ軍団です。
もうすでに大部分の曲入れは済んでいます。
例えば・・・
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/77/45/j/o0640048014528093978.jpg?caw=800)
これ。
螺旋になるのを防ぐため、右回りを途中で上に立ち上げて、そのまま曲を入れています。
また・・・
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/42/cd/j/o0640048014528093987.jpg?caw=800)
これなどは、右回りから、途中で後方にひねり、左回りに切り替えています。
これも螺旋にならない工夫なんです。
いずれにしても、私の場合はこれらを太らせて癒着させることで、ここを「ボディ」にする魂胆でやっている訳です。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/b6/88/j/o0640048014528093992.jpg?caw=800)
ある筋からのご要望もあり、この2ミリに満たない太さの実生樹でトライしてみます。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/44/b5/j/o0480064014528094000.jpg?caw=800)
これには、1.2ミリの針金を使い、サラサラッと巻いていきます。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/ec/c3/j/o0640048014528094009.jpg?caw=800)
まずは軽く曲げていきます。
原則として、針金の巻いた方向(右巻きなら右)と同じ方向に、樹もひねり曲げることになります。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/2f/4d/j/o0640048014528094014.jpg?caw=800)
但し、ただ同じ方向に曲げていれば、それは必ず「螺旋」になります。
それを防ぐには、針金が緩まないようにひねりながら、逆方向にひねり曲げる必要があります。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/24/64/j/o0640048014528094023.jpg?caw=800)
この辺で一応完了とします。
キモと呼べる部分は、「左巻に針金を巻いた樹を右にひねれば、針金がゆるむ」ということを理解しながら、「樹を左にひねりながら、右方向に曲を入れる」ということなんです。
また来春に実生する機会があれば、もっと詳しく掲載するつもりです。