何度も、私はコレクターではないので、使う気のない鉢は持たないと書きました。
ウソではありません。
これももちろん使う気満満です。
鉢に詳しい方なら、一目見ればお判りのとおり、涌泉の青磁釉の長方鉢です。
磁器を削り出したヘラ跡があるのがよくわかります。
下には鉄釉が塗られているのも、よくあるパターンですね。
なにしろ一番良いのは、この時代の乗った青磁の深い色合です。
中国青磁を見ると、青磁にも汝窯、龍泉窯など独特な色合があるのが判ります。
昨年、台北で故宮博物院をぶらぶらしてきたのも伊達じゃありません。
うん、やっぱり青磁はイイ・・・