ところどころにカルキがこびり付いた桃花釉(とうかゆう)の陶翠(とうすい)の飾り足鉢です。
私、足にこだわった鉢とか青磁釉(せいじゆう)の鉢が好きなんですね。
この鉢は、ずっとアオツヅラを入れっぱなしだったんです。
本当はちゃんと毎日鉢をぬぐってやるのがいいらしいですが、こちとらリーマンですから無理です。
今回はちょっと荒業ですがきれいにしてやることにしました。
これは2000番の耐水ペーパーです。
それと、このスティックはオイルストーンです。
油砥石とも言います。
普通、油を浸み込ませて使う砥石ですね。
黄色っぽい方は1000番で、茶色の方は100番くらいでしょうか、硬いです。
以前、会の仲間の遠ちゃんから貰ったものです。
作業自体は割愛しますが、丁寧に少しづつやります。
取りたいのはカルキであって、「時代」じゃありませんからね。
ざっと、こんな具合です。
やりすぎは禁物なので、この程度で止めておきます。
落款は釘彫りで「陶翠」になります。
断定はできませんが、水野正雄(禄寿庵)の一点ものだと思うんですが。
さあ、連休もスタートです。
今日は家庭の事情で潰れそうですが、まだまだ日にちはありますからね。
やるべきとこはいっぱいあります。