今日、かみさんとランチを終えて向かったネジロには、なぜかK(あおぞらラボ)さんが来ていました。
こんな「地の果て」までお越しとは驚きましたよ。
おまけに、この手に取っている楓までお買い上げいただくとは。
師匠になりかわり、厚く御礼申し上げます。
でも、ここだけの話ですが、かなり難しい樹を選んでしまったので、その後の苦労がしのばれます。
まあ、若いときの苦労は買ってでもしろと言いますから、ことわざを地でいくということでしょうね。
ところで、この難しい楓で、将来役立つ技術になると思いましたので、回し接ぎの実演をやりました。
素材は・・・
このカリンです。
矢印の先に枝がないので、回して接ぐということです。
この赤い線にノコギリを引き、刻みを入れます。
そこへ・・・・
ちゃんとすっぽり収まるように枝を入れます。
実はここが重要なところで、キッチリと収まっていないと、はじかれてしまうんです。
さらに・・・
このように枝を押さえ込みます。
方法は何でもいいですが、キッチリ押さえることが大切ですね。
最後に傷周りに「キリ傷ナオール」?を塗っておしまい。
一部始終をよく見てもらいました。
折角来てくれたことですからね。
お土産には、「つまらないもの」を持って帰ってもらいました。
先日は、タカさん&bkさんが来てくれましたが、会えずじまいで残念でした。
こんどは事前に連絡ちょうだいね。