![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/21/bombaka/1b/37/j/o0640048014527942497.jpg?caw=800)
昨年10月に掲載したムレスズメです。
この時は、こんなふんわり輪郭にして、ちょっと誤魔化し気味です。
これから、この春に美功鉢に植え替えて、そのままず~と放置していました。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/21/bombaka/e0/b0/j/o0640048014527942502.jpg?caw=800)
全体にボディを見せ所として、針金をかけました。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/21/bombaka/1f/b2/j/o0640048014527942508.jpg?caw=800)
すると、師匠から厳しい指摘が・・・
これは半懸崖風に作っているんだから、ボディに対して樹高が高くなるのは美しくないというのです。
芯枝をもっと伏せこんでいかないと、樹が生きてこないということなんです。(この赤いラインまで伏せる)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/21/bombaka/a8/11/j/o0640048014527942516.jpg?caw=800)
さらにこの立ち上がった枝などは、後ろに倒そうと思っていたら、これは前に伏せこむと教えられました。
盆栽は基本的に前かぶりなんですね。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/21/bombaka/00/5a/j/o0640048014527942526.jpg?caw=800)
これで幹筋もハッキリしていますし、ボディも見せて全体的にまとまった感じになっています。
以前載せたピラカンの懸崖も、締まった樹にしようとしていましたが、この場合もまさにそうなんですね。
昨年の姿と比べれば、かなりスッキリしていて、より盆栽的です。
プロの指導をタダでしてもらいましたので、折角ですから皆さんにも参考までに載せてみました。