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マニュアル課 翻訳室

フリーランスで翻訳と翻訳レビューをやっています。
以前はマニュアルのテクニカルライティングもやっていましたが、今では翻訳専業です。

今日は "on-premises"です。


この単語は、最近の翻訳案件で毎回目にしています。


"on-premise" "on premise" "on the premise"などと表記されることもあります。


"premise" は「建物」とか「構内」とかいう意味で使われます。

"on-premise"で「構内で」という意味です。


つまり、ある組織で、システムを自前で(社内で)調達して構築する形式のことです。

たとえば、ソフトウェアなどがわかりやすいですね。


訳語としては「自社運用」と「オンプレミス」がよくつかわれているようです。


でも、このような自前で調達する形式って普通ですよね。

今までは、私にとってもそれが普通でした。

そうです。これは、今はやりの「クラウド」ととの対比でよく出てくる単語なのです。


クラウドでは、ソフトウェアはPCにインストールしてなくても、ネットにアクセスするだけで使えますよね。

会社の規模でクラウドを導入する利点は、お金の面から考えると大きいのでしょう。


各自のクライアントPCがあって、インターネットに接続できればいいだけなので、コスト削減したい会社が飛びつきたくなるのでしょうね。

いつも精神論のようなことばかり書いているので、これからは翻訳に役立ちそうな情報をちょっと書いていこうと思います!


IT翻訳では、学校ではまず習わないような単語があります。

習っている単語でも、「そんな意味あるの!?」ということがよくあります。


さて今回は "Offering" です。


英辞郎を検索すると、「提供されるもの、売り出されるもの」などと説明があります。


IT翻訳では本当によく出てくる単語ですが、定訳というものがありません。

状況によって、いろいろな訳になるのです。


あるときには、「商品」

あるときには、「製品」

あるときには、「サービス」

「プログラム」というときもあります。

場合によっては、訳さないときもあります。

カタカナで「オファリング」というのもありますね。

でも、「提供物」とか訳されているのを目にすると、目がテンになりそうです。

ちょっと日本語では使わない表現ではないかな。


なお、どうも英和辞典の訳語がしっくりこないというときは、英英辞典がヒントになります。

この間、確定申告に行ってきました。

なんと!今年度から、扶養控除がないではないか!?

細かくいうと、18歳未満は控除がつかないらしいです(確か)。

普段、新聞やニュースで耳にはしていたんですが、どうも右から入って左から出ていくだけなので。ガーン


フリーランス翻訳者といえど自営業です。この差は非常に大きい!

後追いで新聞記事を読むと、どうやら「子ども手当」(今度からまた「児童手当」となるそうですね)の導入と引き換えのようですね。


でも、児童手当より拡充されたとはいえ、結局公約どおりではないではないか。それにプラスして、扶養控除がなくなれば、我が家には相当なダメージ。


まあ、震災で被災された方々の支援に回るというのであれば、税金を納める価値もありますがね。

国には、税金を大事に使っていただきたいものです。

今日、無事に納品を終えました。


クラウド関係の翻訳です。

「クラウド」です。最近、このキーワードをよく耳にしますね~。

経済、経営、会計、契約。

自分が受けている「IT翻訳」で来る内容は、ほとんどこれらの要素が絡んでいます。

学生時代から勉強はずっと嫌いだったんです。最近、翻訳するおかげで少しわかるようになってきました。


日本語で読んでわからないものを英語で読んでわかるわけないですよね。

でも、まだよくわかっていないんです。


今回の仕事もオファーがあったとき、ぱっと読みで「ちょっとやばいかも」

という部類の内容だったのです。それでいて期限は相変わらずタイト!

断ったほうがよいか、悩みました。

納品に遅れたら、これでこの翻訳会社との縁も切れてしまう。

翻訳者としてもマイナスだな。とか、いろいろ考えました。


一応、納期を守れなかったことはないんです。

前の日は徹夜しても、必ず数時間は前倒しで納品するようにしています。


まあ、結果としては今回も前倒しで納品できました。

自分の場合、「知識は後からついてくる」という感じです。

ライターとしての専門知識はまったく役にたっていません。ガーン

毎回、苦手な分野の翻訳をしながら、「へえ、そういう話か」というように知識を得ています。


翻訳者になろうという人がいるなら、アドバイスになるかもしれませんが、専門知識はあるに越したことはありません。でも、会社で社会経験を積んだり、本や新聞を読むことのほうが大事だと思います。雑学を仕入れることも必要ですね。この前の案件でも、いきなりNBAの選手の名前が出てきたりして、あせります。

翻訳者って大変ですよね。勉強。勉強。

今日はビデオのスクリプト翻訳をやっています。



スクリプト=台本のことですね。

ITの会社の販促用だけど、結構むずかしいんです。

セリフなんで、ビジネスマン、社長、女性、下っ端、などなど。

口調を変えないといけないので、大変です。



あとは、口の動きやセリフの長さに合う日本語でないといけません。

しゃべっている人の口が動いているのに、セリフがないのはちょっといただけませんね。


まあ、そこがITのマニュアルなどの技術文書にはない面白さですけどね。


はっきり言って、技術翻訳よりも楽しいです。生きた言葉を訳している感じがして。ビックリマーク