on-premises: 「自社運用」「オンプレミス」 | マニュアル課 翻訳室

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今日は "on-premises"です。


この単語は、最近の翻訳案件で毎回目にしています。


"on-premise" "on premise" "on the premise"などと表記されることもあります。


"premise" は「建物」とか「構内」とかいう意味で使われます。

"on-premise"で「構内で」という意味です。


つまり、ある組織で、システムを自前で(社内で)調達して構築する形式のことです。

たとえば、ソフトウェアなどがわかりやすいですね。


訳語としては「自社運用」と「オンプレミス」がよくつかわれているようです。


でも、このような自前で調達する形式って普通ですよね。

今までは、私にとってもそれが普通でした。

そうです。これは、今はやりの「クラウド」ととの対比でよく出てくる単語なのです。


クラウドでは、ソフトウェアはPCにインストールしてなくても、ネットにアクセスするだけで使えますよね。

会社の規模でクラウドを導入する利点は、お金の面から考えると大きいのでしょう。


各自のクライアントPCがあって、インターネットに接続できればいいだけなので、コスト削減したい会社が飛びつきたくなるのでしょうね。