いつも精神論のようなことばかり書いているので、これからは翻訳に役立ちそうな情報をちょっと書いていこうと思います!
IT翻訳では、学校ではまず習わないような単語があります。
習っている単語でも、「そんな意味あるの!?」ということがよくあります。
さて今回は "Offering" です。
英辞郎を検索すると、「提供されるもの、売り出されるもの」などと説明があります。
IT翻訳では本当によく出てくる単語ですが、定訳というものがありません。
状況によって、いろいろな訳になるのです。
あるときには、「商品」
あるときには、「製品」
あるときには、「サービス」
「プログラム」というときもあります。
場合によっては、訳さないときもあります。
カタカナで「オファリング」というのもありますね。
でも、「提供物」とか訳されているのを目にすると、目がテンになりそうです。
ちょっと日本語では使わない表現ではないかな。
なお、どうも英和辞典の訳語がしっくりこないというときは、英英辞典がヒントになります。