難しい | マニュアル課 翻訳室

マニュアル課 翻訳室

フリーランスで翻訳と翻訳レビューをやっています。
以前はマニュアルのテクニカルライティングもやっていましたが、今では翻訳専業です。

今日、無事に納品を終えました。


クラウド関係の翻訳です。

「クラウド」です。最近、このキーワードをよく耳にしますね~。

経済、経営、会計、契約。

自分が受けている「IT翻訳」で来る内容は、ほとんどこれらの要素が絡んでいます。

学生時代から勉強はずっと嫌いだったんです。最近、翻訳するおかげで少しわかるようになってきました。


日本語で読んでわからないものを英語で読んでわかるわけないですよね。

でも、まだよくわかっていないんです。


今回の仕事もオファーがあったとき、ぱっと読みで「ちょっとやばいかも」

という部類の内容だったのです。それでいて期限は相変わらずタイト!

断ったほうがよいか、悩みました。

納品に遅れたら、これでこの翻訳会社との縁も切れてしまう。

翻訳者としてもマイナスだな。とか、いろいろ考えました。


一応、納期を守れなかったことはないんです。

前の日は徹夜しても、必ず数時間は前倒しで納品するようにしています。


まあ、結果としては今回も前倒しで納品できました。

自分の場合、「知識は後からついてくる」という感じです。

ライターとしての専門知識はまったく役にたっていません。ガーン

毎回、苦手な分野の翻訳をしながら、「へえ、そういう話か」というように知識を得ています。


翻訳者になろうという人がいるなら、アドバイスになるかもしれませんが、専門知識はあるに越したことはありません。でも、会社で社会経験を積んだり、本や新聞を読むことのほうが大事だと思います。雑学を仕入れることも必要ですね。この前の案件でも、いきなりNBAの選手の名前が出てきたりして、あせります。

翻訳者って大変ですよね。勉強。勉強。