前回、翻訳時にスタイルガイドを参照することについて書いた。
たとえば、細かいものだと次のようなものがある。
・かっこ ([ ]や()など)を全角にするか半角にするか
・半角文字(英数字など)と全角文字の間に半角スペースを入れるか
このような規則が数え切れないくらいある。
しかもクライアントごとに規則が異なる。正反対のこともある。
翻訳するときは、事前にこれらの規則を頭にたたきこむ。
翻訳が終わったら、規則に違反していないか入念にチェックする。
同時に複数の案件を進めていると、混乱することがある。
だから納品前のチェックには時間をかけるようにしている。
翻訳するときは、細かいことは気にせず一気に訳し上げる。
翻訳の善し悪しも当然だけど、規則に従うということが翻訳者に求められているようだ。
トライアルのときのチェックポイントとして、スタイルガイドと用語集に準拠するということが大きいようだ。