依頼はいつも突然に | マニュアル課 翻訳室

マニュアル課 翻訳室

フリーランスで翻訳と翻訳レビューをやっています。
以前はマニュアルのテクニカルライティングもやっていましたが、今では翻訳専業です。

翻訳の依頼は突然来る。

お昼ご飯の後、のんびりしているところに、翻訳の依頼。

きたきた。で納期は?

今日の夕方。

おいおい、そりゃ無理でしょ。


他の案件も今日中が納期。どうしようか。

こういう場合、自分は即答で断れない性格。

気持ちとしては、何とか受けたい。いつもお世話になっているし。


訳すだけなら、それほど時間はかからない。

翻訳者って、英文を読むと同時に訳文を入力するくらいのスピードがないとやっていけないと思う。

自分も訳すときは、同時通訳のように同時翻訳できるところから訳していく。

構文の理解など少しでも時間が取られそうと判断したら、すぐに別の文に移る。

そうしないで、一つの文で悩んでいたら納期に間に合わせることは絶対にできない。


さらに、クライアントの提供するスタイルガイドや用語集に訳文を合わせる必要がある。

その時間も考慮すると、無理だと判断。


この仕事はお断りしました。

翻訳会社の方ごめんなさい。またよろしくお願いしますね。