2016/9/8本日の気づき | 板橋の自然健康ヨーガ教室

2016/9/8本日の気づき

俳優の梅宮辰夫さんが、

 

十二指腸乳頭部癌の手術を行っていたと昨日からニュースになっています。

 

‘十二指腸乳頭部癌’

 

珍しい名前なのですが、なんかピンとくる響きでした。

 

‘乳頭部癌’の部分です。

 

実は私の父が、‘ファーター乳頭部癌’で手術をしたことがあるからです。

 

父の手術時間は13時間、今回の梅宮さんの12時間とおよそ同じくらいです。

 

気になり調べたところ、

 

‘十二指腸頭部癌’と‘ファーター乳頭部癌’は同じ病名なのですね。

 

梅宮さんは、2ヶ月後に仕事に復帰するという気構えを持たれているという事で、

 

凄いなと感じさせられました。

 

父は定年を迎えて、再就職で働いていた頃に倒れ、手術に至りました。

 

倒れる前の1週間は、どうも調子が悪い、

 

駅の階段の上り下りもきついと家族に訴えていました。

 

そして倒れ、入院となり、癌が見つかってから約2ヶ月後に手術となったのですが、

 

手術の前には、病院で治療を受けていたせいか、

 

めっきり元気になり、本当に手術が必要なのかなと思う程でした。

 

しかし手術により、いくつかの臓器を少しずつ切除したこともあり、

 

術後は、顔色も色白になり、食べてもすぐに下から出てしまう始末で、

 

どんどん痩せていってしまいました。

 

糖尿病、高血圧というやっかいな持病もあり、回復が難しかったのでしょう。

 

それから4年持ちましたが、結局術後は最後まで顔色も痩身も戻らないままでした。

 

前に癌の治療に手術は反対という

 

慶応病院の一人の医師をテレビで紹介されていたのを見た事があります。

 

癌というのは、手術をしたりと、やたらいじくると暴れ出す性質がある為、

 

そのまま放っておき、癌と共存して生きていくことが、延命の方法でもあり、

 

豊かに生きる方法でもあると説かれていました。

 

しかしこの見解は、周りの医師には中々認めてもらえず、

 

この医師は病院内でも孤立したところがあり、

 

出世とは無縁状態になってしまっているそうでした。

 

ただこの医師の指導のもと、喜んで生きている患者さんもいらっしゃるという事でした。

 

父が亡くなった後に見たので、

 

手術後の父の姿を思い返し、父はあれで良かったのかなと考えたものでした。

 

しかし実際に自分の身体に癌が見つかったら、

 

手術出来るのに、切除しないで、

 

癌と共存していくという選択をする勇気を持てるかは疑問です。

 

必要でない臓器などありません。

 

役目があるから存在しているのです。

 

その臓器を一部でも取り除けば、

 

当然、通常通りに機能しなくなる可能性は出てきます。

 

医師もプロ中のプロです。

 

そのようなケースは沢山見ています。

 

それでも方法が一つに絞られないという事実から、

 

まだまだ不安定な領域なのだと思います。

 

いざ自分が癌という病にかかったら、

 

どのような治療を希望するかという意見を持てるよう、

 

癌というものを自分でも勉強する必要があるのではないかと思います。

 

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詳しくは「2015年12月4日 」の記事でご確認下さい。

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