3本脚の猫 | 板橋の自然健康ヨーガ教室

3本脚の猫

昨日、近所の路上でぎこちない動きをした猫をみかけた。


脚を怪我しているようにびっこをひいているのだ。


よく見てみるとその猫は脚が3本しかなかった。


しかしその猫は精悍な顔つきでしっかり前をみて進んでいた。


ヨーガに生きる―中村天風とカリアッパ師の歩み ではこんな一節が出てくる。

「持病持ちの三郎(天風)は、ある場所でカリアッパ師と出会う。

カリアッパ師に‘病は治るから私に付いてきなさい’とインドの山奥に連れて行かれた。

しかしそこでしばらく生活しても病状は悪化するばかりである。

身体の調子が悪いことをしつこく訴える三郎に対して師は、

はさみで三郎と近くにいた犬の指先を少し切って傷を負わせた。

犬はキャンキャン鳴きながら指先を舐める。

‘なぜお前の病は治らないのか教えるから、1週間経ったらまたここに来なさい’と師はいう。

その1週間、三郎は薬も何もないインドの山奥で傷を負わされ毎日心配な日々を送った。

そして1週間が経ち師を尋ねる。

師は「指先を見せてみろ」という。

案の定、何も手当てもしない三郎のその指先は少し化膿し始めていた。

さて犬の指先はどうか?

まだ少し傷は残っているが、ほとんど皮膚が乾いて再生され始めていた。

両者の傷口を比較して師は言う。

「この犬は傷を負った時こそ鳴いていたが、

その後は傷口のことなんか忘れて普通に生活をしておった。

反対にお前は、この1週間を傷がひどくならないだろうかと常に傷口の心配ばかりしておった。

その差がこの通りだ。

お前の病が治らないのも、お前の意識が常に身体にばかり向いているからだ。

お前は自分で自分の身体をどんどん悪くしているのがまだ分からんのか!」


人間は感情の生き物です。


感情豊かだから、時にはとても強く、そしてとても優しくなれるのですが、


反対に気持ちの持ち方一つによって最も弱い生き物にもなります。


昨日見た猫は、1本脚がなくても


「自分がこの世で一番不幸だ」


とは思わないでしょう。


しかし人間は、ささいなことでも何日にも何ヶ月も何年も引きずることがあります。


昨日の猫のしっかり前を見た精悍な顔つき、忘れないでいたいものです。



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ヨーガ・ライフ・ソサエティ 板橋教室  8月のヨーガ・レッスンのお知らせ


(水曜日夜間クラス)


時間:19:00-20:30


・8月5日(水)

・8月12日(水)

・8月19日(水)

・8月26日(水)


*会場:仲町地域センター 第1和室


*インストラクター:守屋雅彦



(金曜日午前クラス)


時間:10:00-11:30


・8月7日(金)ー(  )

・8月14日(金)ー(  )

・8月21日(金)ー(  )

・8月28日(金)ー(  )


*会場:仲町地域センター 第2和室


*インストラクター:守屋亜紀



(土曜日午前クラス)


時間:10:00-11:30


・8月 1日(土) (インストラクター 守屋雅彦)

・8月15日(土)(インストラクター 守屋亜紀)

・8月22日(土)(インストラクター 守屋雅彦)

・8月29日(土) (インストラクター 守屋亜紀)


*会場:仲町地域センター 第2和室 (各クラス共通)


*参加費:1回 1,000円


*お問い合わせ:

TEL: 090-2320-6566

E-MAIL: lb-ps@bird.ocn.ne.jp


守屋雅彦