熱意が成す姿
昨日は母の誕生日ということで、妻と三人で以前、ヨーガの教室に通ってくだっていた方が絶賛していたST という魚をメインとしたお店で食事をしました。
ここの主人にお任せでお願いしたので何が出てくるか分かりませんでしたが、苦手なもの等を事前に聞いてくれ、私達に合わせて次々と料理が出てきました。
前評判通り出てくるものすべてが美味しく、普段私が口にする魚とは一つも二つもレベルが上でした。
ここの主人は25歳でこの道に入ったそうです。
料理人の世界というのは25歳からでも遅いそうで、当時はどこも雇ってくれなかったそうです。
何とか雇われたお店が銀座のすっぽん料理屋。
そこで修行を積んだわけですが、どうしても魚を扱いたいと思っていたのでそこを離れ、30歳で現在のお店を構えたそうです。
ここのお店はその前も魚の料理屋で、居ぬきで入れたので、当時は手元に資本金がなかったのですが、少々の修繕費10万円ちょっとでお店を構えてしまったらしいのです。
右も左も分からない状態で独立したのですが、魚をやりたいという強い思いが今でも支えているようでした。
「とにかく毎日が必死ですよ」と言っていましたが、話を聞くと時間のあるときは、酒屋さんやお魚さんに足を運んで、とにかく日々勉強しているようです。
そして主人の熱意に動かされてか、周りの人も無償で力を貸してくれているとか。
お店を構えてから7年、今では年配の方の舌も満足させる素晴らしい料理を出すお店に成長しています。
人間、熱意でここまで出来るんだと感じさせてくれるよいお店でした。
料理は本当に美味しかった。