欲望 | 板橋の自然健康ヨーガ教室

欲望

私の大好きなドラマ「特命係長 只野仁」の劇場版が一昨日の土曜日から封切りになりました。


私も近いうちに見に行こうと思っているのですが、この劇場版公開に合わせて、ケーブル・テレビでもテレビ版が再放映されまくっています。


内容は、一流広告代理店に勤める冴えない窓際係長、只野 仁が、実はその大会社の会長の特命を受けて、次々に事件を解決していくというパターン化しているのですが、アクションあり、笑いあり、感動有り、お色気あり、ブルース・リーのネタ・パクリありと私はとても面白く観ています。


昨夜、テレビで再放映された回は、数あるストーリーの中でも特に私の好きなお話です。


大会社の取締役が、若い時から出世と家族を守る為にわき目も振らず頑張ってきた。しかし取締役まで上り詰めた今となっては、家に戻ると子供の教育だけに熱心な色気のない妻と母親の言うことなら何でも聞く息子との味も素っ気もない生活。そんな生活からある時銀座のママにはまってしまう。そしてそのママに血の最後の一滴まで吸われて骨抜きにされ、最後には一文無しに。そこで失踪してしまった取締役を、特命を受けた只野がようやと見つけ出したのが、橋の下のテント暮らしをしていた取締役の姿。


「随分探しましたよ、さあ、会社に戻ってください」と只野がいうと、


取締役は、


「もういいんだ、出世したい、大きな家を建てたい、いい女を抱きたい、そんな欲望を全部諦めちまったら、こんなにも身も心も軽くなった。今はとっても気持ちがいい。ほら見てごらん、空がこんなに青いなんて、今までちっとも気が付かなかった」


と、とても印象的なセリフを吐く。


欲望を達成した時の喜びを捨てるのは難しい。しかし欲望をもつということは、同時に何かが失われているということも気が付かなければならないと思う。


欲を捨ててしまうのは、凡人の私達にとっては味も素っ気もない生活に思えることでしょう。


私は欲を持つことを否定はできません。


しかし欲望を達成できなかった時には、誰のせいでもない、すべて自分のせいであるということは忘れないようにしなくてはならないと思います。


自分の選んだ道ですからね。


さて、私の目にはちゃんと空が青く見えるのかな?