病んだ国民
昨夜、TBSでミートホープの偽装告発に関する特集が放映されていました。
この事件の告発者の中心人物であった赤羽氏は、現在北海道から長野県に移り住んでいる。
告発したことによって周りからの非難を浴び、自分と家族のことを思って移られたようです。
告発するということは、会社を倒産に追い込むことになり、従業員の職、生活を奪い、路頭に迷わすことになる。
赤羽氏本人も今の自分と周りの状況をみていると告発してよかったのかどうかは分からないとおっしゃっていました。
偽装事実を知りながら、その商品を売り込んでいた自分自身も同罪であるとおっしゃっていました。
出来るだけ告発という形を避けるため色々と動かれたようですが、周りは動かず、最終的に告発へと向かった。
告発した後の状況は、当然赤羽氏も想定していたことでしょう。
それでも尚、告発に踏み込んだ勇気を非難する点はあるのでしょうか?
いくら知らないとしても、悪事に従事することは許されないことです。
職を失ったとしても再就職の道は開けるでしょう。
しかし悪事は断ち切らなければ、更正の道は開かれません。
自分が偽装された肉を食べていたらどう思うでしょうか?
自分がその会社に勤めていたら、告発するという勇気を持てたでしょうか?
目先の損得で物事をいうのは人を説得するだけの力は全くありません。
正義感をもって、勇気を出した方が移住しなければならない状況、それが現在の日本です。
私は何とも悲しい想いをしました。
赤羽氏の勇気ある行動を尊重し、そして学び、病んだ心を正さなければならないのではないでしょうか?