懐かしいあの時
昨日、ふと小さい頃の遊びを思い出した。
家の前の細い路地で野球。
結構、本気で打っていたのでよく近所の庭に入ってしまい、
何回も「すいませーん、ボールを取らしてください」と了承も得ずに勝手に庭に入っていった。
一つうるさい家があって、そこにボールが入ると、断りを入れないで黙って忍び込んでボールを取りにいった。
今考えると泥棒のよう。
時にはガラスを割ってしまうこともあった。
今考えると、あの割ったガラスは親が弁償したのかどうか?疑問に思うところ。
‘どろけい’という遊びもあった。これはいわゆる‘泥棒と警察’というかくれんぼのようなもの。
昔の近所はアパートが少なく、平屋もぽちぽちとあった。
隣の家と塀一つで仕切られているだけなので、その塀をつたっていくと、その一角の家全部に通じた。
今考えると非常に面白い迷路のような、秘密の道だった。
追いかけられる側に追い込まれて、つい平屋の屋根を伝って逃げたこともあった。
当然‘こらー’という声が家の中から飛んでくる。
今の子供は近所の人に怒られる遊びをしているのか?
実家の路地で子供が遊んでいるのを見たことがない。
自由に走り回って遊んでいたからとても懐かしい思い出が残っている。
今は近所に平屋もほとんどなくなり、アパートからマンションまで立ってしまっている。
あの秘密の道はまだ一角の全ての家につながっているのだろうか?
立派なきれいな広い家に住んでいなくても十分楽しかったあの頃、
広い家に住みたいなと思いながらあくせく働いている現在、
素朴なインドの街に行き、そんなことをまた考えてくるのかもしれない。