気になるあの人
私が初めてバンドを組んだのは20歳の時。
楽器をいじくったことがない者ばかり4人集まってのスタートでした。
どんな課題曲を決めるのにあれこれ悩んだ結果、とてもシンプルで、何とか出来そうだと思ったビートルズのナンバーに決定した。
ビートルズの一曲を追求する為、ビートルズのコピーバンドが生演奏してくれるライブハウスに足を運んだ。
そこが六本木のキャバン・クラブだ。
バンドのあまりの上手さに感動してしまい、そこでバイトをすることにした、勿論ウェイターとして。
最初は、働きながら演奏を聞けることで満足していたのだが、そのうち生意気になるにつれて演奏を聞くだけでは物足らなくなってきた。
‘いつも光を浴びているのはバンドさんだけ、料理やお酒を運んでいる俺は所詮バンドの盛り上げ役しかないんだ’と卑屈に思い始めた。
そんな思いの中でも声、歌い方、ステージ、気迫でかっこいいと思える人がいた。
ジョン・レノンのナンバーを歌う安達 満という人だ。
この人の喉に少しかけるような歌い方、声、これは本家ジョン・レノンを意識したものと思われるが、私はすっかりそれに魅了されてしまった。
それ以降の私の歌い方も安達さんに影響され、喉に少しかける歌い方になってしまった。
バイトのシフトは出来るだけ安達さんの出演する日に合わせた。
負けん気強い私も安達さんに対しては素直にカッコいいと思っていた。
そんな安達さんも現在46、7歳。
先日、久しぶりにキャバン・クラブに行った時は大分、角の取れた歌い方になっていたように感じたが、ステージ最後の`R & R MUSIC`では見事に気合の一発をかましてくれた。
‘かっこいいな’の一言。
周りにお客さんも`R & R MUSIC`ってカッコいい曲だねと話していました。
50歳に近づく安達さんはここ一発というときの‘決め’は昔と比べても全く衰えていない。
そんな安達さんが10月10日(金)にキャバン・クラブにてジョン・レノンのバースデー・イベントに出演します。(わざわざ福岡から来ているんですよ)
行きたいなと思うんだけど、スケジュール的に無理かな。
You-Tubeで安達さんの歌う1シーンが出ています。
これだけでは分からないかもしれませんが是非ご覧下さい。
間奏から演奏が復活して1フレーズ歌う人がその人です。
http://jp.youtube.com/watch?v=7SAxhU4Fy7U
私がビートルズ・ナンバーを歌うときにジョンにこだわるのは、ジョンの声があって、安達さんの声があるからなのかもしれません。