ヨーガ、行く末.......
フリーペーパーの表紙にYOGAという文字が目に入ったので、
手にとってぱらぱらとめくってみた。
現在、NYでヨーガはブームを通り越して、
日常生活の一部に浸透しつつあるらしい。
それだけ多くの人がヨーガを行っているということだ。
そのNYでも1、2位を争い、とても流行っているヨーガ・スタジオの特集が組んであった。
そこで教えられているインストラクターのコメントが紹介されていた。
‘NYでストレスを抱えて、忙しく生活している人にはハードなものをお勧めします’
レポーターが
‘え、忙しいのならリラックス出来るゆったり出来るものじゃないんですか?’
と尋ねたら
‘いいえ、よりハードなものをやれば、仕事でも何でも他のもののハードさなんか吹き飛んでしまいますよ!’
とコメントされていた。
ヨーガ発祥の地、インドで書かれた古い教典には、
‘出来るだけゆっくりと行うべし、疲れを感じたらすぐに緩めるか、やめるべし。絶対に疲れを残してはならない。’
と書かれている。
そう、本来、ヨーガは汗をかかないものなのだ。
上手な人ほど汗をかかない。
身体が柔らかいとか身体の線がきれいというのはヨーガの上達とは何ら関係のないことなのだ。
街中で大きなヨーガ・スタジオの宣伝トラックが走っているのを見たことがある。
‘ダイエットの最終兵器!’
現在、日本ではNYでのはつらつとしたYOGAのイメージが強いのかもしれない。
汗をたっぷりかいて、身体の中からデトックス。
そのようなYOGAを教えているスタジオの方が人気が高いのか?
そういうYOGAを教えている人に、教典に書かれている本来のヨーガの姿を問うとなんと返答されるのだろうか?
‘私達は、古い伝統から進化させた、現代にあったYOGAを教えているのです’
と言われるのか?
私の学んでいるヨーガは5000年の歴史のある伝統的なものだ。
‘本物は時代を経て、むしろ輝きを増す’
今後、更に輝きを増すヨーガはどんなヨーガなのだろうか?
現在の華やかなYOGAの世界を横目で見て考えるより、
私が学んできた伝統のあるヨーガを、
私が伝えることによって未来に輝きが失われないよう努力することの方が、
私にとっては大事なことなのだとはっきり認識出来たフリー・ペーパーだった。

