以前、東京で見た番組「世界絶景紀行」のボローニャ編で紹介されていたのが、ボローニャの街を一望できる絶景スポット「サン・ミケーレ教会」 眺めのほかにも中世画家達のフレスコ画の宝庫！驚きの施設でした
教会前のテラスから赤レンガの街並みを一望する事ができます。スタンダールも1817年のイタリア旅行でボローニャに立ち寄り、この教会テラスから街を眺めて息をのむ光景と賞賛したとか
中央が街の中央広場に面して建つ聖ペトロニーノ聖堂、右手に見えるタワーが12世紀建設のアシネッリの塔、高さ97.2m
きちんと案内板もありました
こうしてみると、ボローニャ旧市街にある教会の多さに驚かされます
家のテラスから毎日、この教会を眺めていたのですが、このような絶景ポイントになっているとは全く知りませんでした
正式名称はCOMPLESSO DI SAN MICHELE IN BOSCO 森の中の聖ミカエル教会複合施設、複合施設と言われるのは、ここには教会の他に修道院、また有名なリッツォーリ整形外科病院(Istituto Ortopedico Rizzoli)があるためです
左手の教会の手前が旧市街を望むViewポイント、教会の奥には八角形の回廊があり、さらに奥に長方形の中庭が2つ並んでいます。その奥、右上にある近代的な建物も病院の施設だそう
教会から病院に繋がる長い廊下に足を踏み入れると白衣を着たドクター達がせわしく歩いています
廊下には15世紀の巨大なフレスコ画が並び、扉の奥には16世紀の華麗な図書室が
ウンベルト1世図書館と呼ばれるこの施設には16世紀から修道士達が収集した貴重な書物や巨大な地球儀(1762年製)があるそう
この図書室は9月まで休館だそうで、写真はHimetop (The History of Medicine Topographical Database)から。9月になったらぜひ訪問したいと思います
