前回はサフランには浄化の作用があると考えられていたと言うお話を書きました。
今回はその続きです。
記録によると、サフランは元々はギリシャのクレタ島で発見されたとなっています。その後どのような経緯でかは分かりませんが、ペルシャ地域で広まりました。
今の中東あたりです。
その後中東からインドへ広まった時、インドの僧侶たちは自分たちがきている衣類(袈裟や羽織など)をサフランで染めるようになりました。
インドの僧侶に衣類を見ると、オレンジをしているのは、サフランで着物を染めたからです。
しかも濃く染めていると考えられます。
薄く染めると黄色くなるのですが、濃く染めるとオレンジ色になります。
またインドの僧侶で地位が高い人は、紫色の着物をきています。
これも一説によるとサフランの花びらで染めたと言われています。
サフランには浄化作用があると考えられてきました。
サフランで染めた着物を体に羽織ることで、悪霊を寄せつけないようにしていたそうです。
表彰式や授賞式でお馴染みのレッドカーペット。
これについても、もともとはサフランを使っていたとか。
実際にコロナの時、ドバイへサフランを仕入れに行った際、王族の使用人らしき人が大量にサフランを購入している現場を見ました。
そんなにサフランを買ってどうするのかと店主に聞くと、自分のうちに撒いて浄化するのだと聞きました(本当だか、嘘なのか分かりませんが)。
とにかくサフランを大量に買って行ったことは確かです。
実際にサフランを絨毯のように使えば、何百万円、何千万円もかかりますが。
しかし実際にサフランを大量に撒くことで何か意味があるのかもしれません(金銭面からするとかなりの出費になるので現実味はありませんが)。
実際にこんなことができるのは、桁外れの大金持ちだけです。
今回はここまで。
次回をお楽しみに
【お知らせ】
2024年5月22,23,24日
第22回HFE(Health Food Exposition)/
健康/機能性食品素材展・会議に出展します。
場所は東京ビッグサイト南1−2になります。
ぜひお越しください。
サフランについて直接お話しできることを楽しみにしています。
私たちは品質が確かなサフランのみ取り扱っております。
違いがわかるサフラン企業です。
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