私たちは、あまりにもサフランに囲まれた生活。
サフランのある食卓。
飲む飲料はサフラン。
ご飯はまっ黄色のサフランライス。
サフランに触れない時間がないほど。
それでも日本ではサフランへの認識はとても低いようで、いまだに「サフランって何？」
と聞かれます。
さあ、基本に戻りますよ。
サフランとは、クロッカスサティバスの雌蕊であり、主に食用として使われる。
覚えていますか？
サフランの雌しべは、他の多くの植物と同じように一本です。
でも、先端は大体3本に分かれています。
時々4本、5本、とかっていうのもあるみたいですが、
基本三又。
ポイント１
サフランとは、お花の雌しべである
「サフランの生産国はどこなんですか？」
これもよく聞かれる質問です。
サフランの生産国は、ほぼ全世界にわたります。
どこでも育つんですね。
でも農業として生活を成り立たせるほどの規模となると話は全く異なります。
サフランの全世界の収穫量の95%正確には97%はイラン産です。
すごくないですか？
ほぼイラン産。
スペインやアフガニスタンなどでも収穫されていますが、イランと比較すれば、足元にも及びません。
ポイント２
サフランはほぼイランで生産されている。
「サフランってどんな国で使われてるんですか？どうやって使うんですか？」
この質問も結構ありますね。
サフランの利用方法の統計によると、75%ほどつまり2/3 は食料品として、人が食べています。その次の利用方法は、香料の原料です。
日本ではこんなに片隅に追いやられているのに、サフランを食べている国では、相当量毎日食べているものと思われます。
消費国は、生産国であるイランが最も多く、その後には中近東諸国、スペイン、イタリア、フランス、北アフリカ、中南米、インド、中国、韓国とか。
で、最近やたら増え始めているのが米国です。
なぜにアメリカでのサフランの需要が大きくなってきたかというと、ダイエットサプリメントの原料としてサフランがもてはやされているのです。
アメリカで流行ったものは、日本で流行るというのは昔から知られていることですが、あと数年も経てば日本もメタボサプリとしてサフランが知られるようになるんじゃないかなと思います。
ポイント３
サフランが使われている国は中近東を中心に、その土地を植民地にしたことがある国とか。ただ、昨今アメリカでの消費量が極端に上昇し、サフランの金額が毎年倍額以上に跳ね上がっている。
今日のサフラン講義はここまで。
来週はサフランの代表的な成分についてお話ししましょう。
【お知らせ】
2024年5月22,23,24日
第22回HFE(Health Food Exposition)/
健康/機能性食品素材展・会議に出展します。
場所は東京ビッグサイト南１−２になります。
ぜひお越しください。
サフランについて直接お話しできることを楽しみにしています。
私たちは品質が確かなサフランのみ取り扱っております。
違いがわかるサフラン企業です。
ご興味をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください。
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