第7回ドリンクジャパンの展示会を終えて

 

多くの方がサフランに関心を持って頂き、また多くの人からお問合せをいただき、ありがたい限りです。

 

おかげさまでサフランを原料とした清涼飲料水サフランウォーター(商品名:サフランカリーム)を受注販売することになりました。

また、以前から考えていた、これもサフランを原料とした炭酸入りの清涼飲料水サフラン炭酸水(商品名:サフランミズホ)も現在商品開発中で、2023年3月に製造販売できる様に頑張っています。

 

私たちはもともとサフランという原料をメーカーに卸して、各メーカー様で商品を作ってもらえれば良いと考えていました。

だから、原料屋として展示会に出たのですが、注目を浴びたのは「飲料」。

 

「売っていないのか?」「どこで買えるのか?」「製品化しないのか?」「是非売ってほしい。」など多くの声をいただきました。

 

確かに、今まで扱ったこともない原料を使って商品開発をするのはリスクを伴います。サフランは世界一高価なスパイスなので、サフランを使って実験するにはコストがかかります。それよりも製品を購入する方が手軽で便利です。

 

また、サフランの飲料を作るにあたってお世話になった食品検査の方からは、

「今までは原料屋がメーカーに原料を卸して製品を作っていたが、これからは原料屋が製品を作る時代だと」聞きました。

 

実際に海外では「100作るの非必要な原料から200,300と製品ができている」とのこと。消費者への信頼を得るためにもこれからは原料屋が製品を製造する時代だそうです。

 

そして

私たちはサフランを日本で広めることで、日本人にサフランを知ってもらい、健康的な生活を送って頂きたいとの思いで始めたのですが、

勘違いで「第7回ドリンクジャパンの展示会」に出展することになり、その結果全く考えていなかった飲料の受注販売もすることになりました。

 

またSNSで「サフランを通じて世界平和」を投稿したら、アフガニスタン人のサフランのバイヤーと知り合いになり、まずはアフガニスタン産サフランのサンプルをいただきました。初めはどうかなと思いましいたが、ドイツまでサフランの仕入れに行き、250gのサフランの香りを嗅いだ時にイラン産サフランよりも「芳醇な香り」の印象を受けました。

 

ドリンクジャパンでは多くの人にイラン産サフランとアフガニスタン産サフランの香り比べをして頂き、「アフガニスタン産サフラン」に対する印象がとても良いという結果を得ました。

 

次にすること

飲料水の販売とは別に、妻の友人(Aさん)の助言をいただきながら、イギリス・ロンドンに弊社の子会社を設立することになりました。

 

実際にロンドンでサフランビジネスをどの様に展開していくのかの具体的にはまだ決まっていません。

イギリスからスターして、ヨーロッパ全土に展開していくためにどの様にシステムを作っていくのか、またEUの貿易に関することなどまだまだ勉強しなくてはならないことはたくさんあります。

 

日本にはB級品以下のサフランが出回っているので、高品質なサフランを取り扱う利点はあります。

しかしヨーロッパには各国の独自の品質基準がありるので、サフラン自体は高品質なものは誰でも入手可能です。

 

そのことを思うと、サフランそのものをイギリスやヨーロッパで販売する必要はないと考えています。

 

となれば、

次に考えることは「サフランを使った製品」=製造業?となります。

世界には確かに良い製品がたくさんありますが、細かい部分まで消費者立場になって作り込まれているのはやはり日本製。

 

ヨーロッパで製造業をするにはリスクがあるのかもしれません。この辺りが悩ましいところです。

 

いずれにせよ我々は、イギリス人の気質や考え方、今何が流行っているのかなどインターネットで調べることはできても、実際にはどの様な製品が求められているのかを知ることができません。

 

何度か英国に行って調査したり、ヨーロッパに足を運んで調査する必要があると考えています。

どの様な商品を扱うとビジネスとして成功するかをよく見極めながら、一歩一歩進んでいく予定です。

 

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