「野球小僧」の最新号にかつてダイエーや西武で活躍された佐々木誠さんの
特集が載っていたので、私も彼の思い出を書いてみたいと思う。
佐々木さんは、倉敷市の西阿知という町で生まれ、高校は地元の水島工業高校
1983年のドラフト6位で南海ホークス(現在のソフトバンク)へ入団
4年目でレギュラーとなり、1992年には、首位打者と盗塁王のダブルタイトルを
獲得。 パ・リーグを代表する選手となった。
1993年オフに「世紀の大トレード」で西武へ移籍、清原とのコンビで優勝に貢献
した。
日米野球でハーシハイザーやマダックスを攻略し、「メジャーに一番近い男」と
呼ばれた。
写真は西武時代(撮影:グラスラ)
サインはマスカット球場こけら落としの日に頂きました
ここでとっておきの話がある。
1995年、3月の倉敷マスカット球場こけら落としの試合(広島VS西武)前、
当時広島のヘッドコーチであった山本一義さんがやっとその頃、一軍に
定着し始めた金本選手(現阪神)を連れて、打撃練習を行おうとしていた
佐々木選手に会わせ、ず~と見学させていた。
その時、佐々木選手は金本選手に丁寧に打撃をアドバイスしていた。
それから17年・・・・
金本選手にアドバイスする佐々木選手(撮影:グラスラ)
当時、オリックスの藤井選手とも仲が良く、神戸の試合前練習の際、藤井選手
が佐々木選手のバッティンググローブを付けて練習していた事があった。
プロ17年間でベストナイン6回、ゴールデングラブ4回、オールスター出場6回
通算安打1599本・・・と輝かしい記録だ!
2010年秋、某プロ球団のコーチのオファーを断ってまでNTT西日本へ入団した。
そして今季から監督就任。
私は近い将来、再びプロのユニフォーム姿を見たいと思っている。