厚生労働省が3日発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、基本給に特別給与や残業代をあわせた5月の現金給与総額は、前年同月比0.8%減の26万8301円となった。前年を下回ったのは4カ月ぶり。賞与など特別給与が同39.9%減の6606円となったことが影響した。

 特別給与は、震災対応への慰労金もあったとみられる昨年5月に同60.6%増えており、その反動が出た。今年5月の基本給など所定内給与は、同0.4%増の24万3290円、残業代などの所定外給与は同6.4%増の1万8405円だった。

 景気の動きを反映しやすい残業時間や休日出勤は、震災の影響で減った昨年の反動もあり、同4.5%増の10.1時間。製造業では12.8%増の13.9時間だった。