宮城県(住まいは名取市)の行政書士 吉田です。

 

 

建設業許可&許可取得後年1回の決算変更届では「工事経歴書」という書類を提出します。

 

そもそも工事経歴書とは…

 

1年間に着工した工事(未完成工事も含みます。) を工事の種類ごとに作成する書類で、注文者、請負形態、工事場所、配置技術者、請負代金、着工年月を記載し、申請者の施行した1年間の工事を明確にします。

また、工事経歴書の工事種類ごとの合計額が決算書の損益計算書とも関係してきます。

 

ポイントが・・・

  • 工事の種類ごとに作成
  • 決算書の損益計算書と関係がある

 

 

細かい説明すると面倒なので、ザックリ言えば・・・

 

決算書の売上を建設業許可用に細分化する…です

 

 

決算書の売上は、請負契約、注文書、請求書等…いろんな根拠資料に基づいて売上となっているはず…です

で、これらの売上をなるべく「工事現場」ごと

 

  • 注文者(注文者は誰?)
  • 請負形態(元請け?下請け?)
  • 現場名称(株式会社●●の●●工事-●●の設置)
  • 工事場所(現場の住所)
  • 配置技術者(吉田 ●●)
  • 請負代金(税込または税抜)
  • 工事期間(●年●月~●年●月)

これらの情報をまとめます。

 

もちろん、法人によっては建設業以外の売上もあると思います

この場合、その売上が建設業以外の売上…とわかるように管理すればOK

 

 

これらの情報は、建設業用ソフトやExcelで管理すればOK

あとは、許可取得や決算変更届の際に行政書士へデータを送り、担当行政書士が工事経歴書に記載する工事をピックアップします

 

ちなみに、これらの管理ができていないと面倒なことに

工事の実績、詳しく知っているのは、依頼者さんなので一緒に過去の帳票から確認したり、ヒアリングしたりと…手間暇かかります💦

 

 

売上となった工事がいつの、誰から、何の工事等…詳細は依頼者の方でないとわからない情報ばかり

日々のデータ管理が面倒…と思うかもしれませんが、

これを怠ると更に手間暇がかかったり

最悪、適当な情報を工事経歴書へ記載すると役所からお咎めがあり、処分の可能性もあります

 

 

毎日コツコツが大事ってことですね!

 

 

 

 

 

 

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